Takaakyのボリビアだより

ボリビアにおいて、ボランティアに励んで(?)いた、自称三十路イケメンリーマンのブログ。平成24年1月10日任期終了。

紅白歌合戦なう

2011-12-31 | ボリビア ラパスでの生活
12月31日。
帰国前で荷物が散乱している。果たして無事に帰国できるのか??

そんな中、あと1週間しか住まないボリビアの自宅で、今紅白歌合戦を見ている。
日本とボリビアの時差は13時間。ボリビアでの紅白歌合戦は朝6時15分からである。
早い時間ではあるが、しっかり起きて、紅白歌合戦を見ている。
だけど、朝に見る紅白歌合戦は、何かヘンなカンジがする。
(ちなみにボリビア時間31日の夜にも再放送がある)

もうすぐ日本に帰るので、日本食をムリに食べる必要はないのであるが、
前に帰国した隊員からもらった「海苔」が余っているので、手巻き寿司を作った。
手巻き寿司といっても、具はレタス・きゅうり・ツナマヨ・卵、それだけだけどね。
(内陸国ボリビアで魚介類を期待してはいけない)
しかし大量に作りすぎた・・・いつまで食べ続けなければならないのだろうか?

それでは、2011年、たくさんの方にお世話になりました。ありがとうございました。
そして2012年もよろしくお願いします。

チャカルタヤ山へ

2011-12-29 | ボリビア 旅行編
12月23日に正式に活動終了となった。
よって活動に行かなくてもいいので、時間はたくさんある。
しかし、そういう時に限って、仲のいいラパス隊員は全員旅行に出かけている。
遊ぶ人もいないので、一人でおとなしく帰国準備・・・

しかし、ラパス近郊だったら、旅行に行けるのではないか?
ということで、12月28日、ラパス近郊のチャカルタヤへ。日帰り。

チャカルタヤはラパス市内から2時間弱のところにある山で、標高5400メートル。
バスで5300メートルのところまではバスで登っていくことができ、あとは徒歩で登る。
しかし、当日チャカルタヤ山は猛吹雪。
登山といっても20~25分くらいの登山であるが、風も冷たく、たいへんな登山であった。
だけど本当に気持ちいい登山でもあった。ボリビア最後でのいい思い出になった。

ちなみにチャカルタヤは標高5400メートル。
標高がものすごく高いので、念のためソロチピル(高山病の薬)を持っていった。
しかし、(もちろん)高山病の薬は必要なかった。2年間のラパスでの高地順応の成果・・・

ちなみにチャカルタヤ、『地球の歩き方』にあるようなスキーはもうできません!

バスターミナルの利用料

2011-12-29 | ボリビア 旅行編
ボリビアでは、バスのターミナルで長距離バスを乗る際には、
バスターミナルの利用料を徴収される。ラパスだと2Bs(約30円)。
感覚としては、飛行機に乗り際の「空港利用料」みたいなカンジである。

この利用料、ラパス・サンタクルス等の大都市のバスターミナルだけではない。
小さな都市にあるバスターミナルでも同様に利用料を徴収される。
金額はターミナルによって上下はあるが、ラパスと同じくらいの金額である。
過去にトリニダに旅行に行ったときのこと。
トリニダのバスターミナルで利用料を徴収されるときに正直思った。
「こんなバスターミナルでも金取るの?」

しかもバスターミナルの利用料を払っても、トイレを使うときにはまた金を取られる。
1Bsくらいだけど。何か納得いかない。

僕は日本でも、高速バスをよく使っていた。
しかし日本の高速バス乗り場で、もちろん利用料を徴収されたことはない。
しかも日本のほうが設備は断然いい。トイレも金を取らないし。
こういうところで、日本はたいへんきれいで、すばらしい国だと思う。

【本日の画像】コチャバンバのバスターミナル

活動最後の日

2011-12-28 | ボリビア 活動編
12月23日。活動の最終日である。
本当に悲しい。Centro de Saludのどこを歩いても淋しく感じてしまう。
またどの乳幼児を見ても悲しくなる。本当にお別れをしたくない気分である。

「2年間お世話になったCentro de Saludに何か気持ちだけでも差し上げたい」
と思い、僕は車のおもちゃ、ぬいぐるみ、ガラガラなど、おもちゃをたくさん差し上げた。
Centro de Saludに来た乳幼児をあやすために、そして遊んでもらうために。
総額200Bs(3000円弱)もしていないが、僕のささやかな気持ちということで・・・

あとお世話になった医師、看護士等に、ささやかながらプレゼントをあげた。
日本の100均で買った箸や扇子など。みんな喜んでくれた。
逆に僕は、みんなからの寄せ書きと、写真たてをもらった。

そしてみんなで最後に昼食を食べた。
このときに所長がきちんと僕のことを紹介してくれたので本当によかった。
だけど、所長が言ったこの一言。
「○○(僕の名)はソーシャルワーカーというよりは、子どもたちの先生。
 いつも子どもたちに大人気でした・・・」
これはいかがなものか。

涙は出なかったけど、本当に淋しくCentro de Saludを去った。
お世話になりました。

【本日の画像】最後にみんなで食べた昼食。やはりお肉がいっぱい・・・

Hamburguesa de lenteja

2011-12-27 | ボリビア 活動編
12月19日(帰国20日前だけど、普通に活動をしている・・・)
母親学級で「Hamburguesa de lenteja」(レンズ豆のハンバーグ)を作った。
6月に新たに派遣された栄養士隊員も一緒であった。

ハンバーグだが、肉(ミンチ)を使うのではなくレンズ豆を使って作る。
肉で作るよりもレンズ豆で作ることにより、
栄養価は同じで、かつ安く作れて、健康的であるということをアピールしたレシピである。

実際に食べてみると、ハンバーグはやはり肉のほうがおいしい(と思う)。

活動の最終検討会

2011-12-22 | ボリビア 活動編
12月19日。JICAボリビア事務所で活動の最終検討会がある。
参加者は配属先所長、カウンターパート、活動先所長、JICA調整員、そして私であった。

配属先所長や活動先所長は僕のことを持ち上げすぎで、何かキモチ悪かった。
(こういう場で、僕を批判する意見も言わないとは思うが・・・)

僕の活動が今後ボリビアの発展につながるのか・・・これはいささか疑問である。
しかし、2年間僕としては本当に楽しいボランティア活動であった。
多くの乳幼児、子どもたち、そして妊婦と触れ合えたことは一生の財産である。

残り短いが、活動のしめくくりに、がんばっていきたいと思う。
残り21日。

最初で最後の(?)コロイコ

2011-12-20 | ボリビア 旅行編
12月17日~18日、コロイコへ行った。
ラパスから3時間半~4時間で行ける温暖な地。ラパスの避寒地でもある。
ぜひ行ってみたかったところであったが、なぜか帰国寸前になってしまった・・・

コロイコでは、プールのあるホテルで、ビールを飲みながらのんびりと・・・
しかし、暖かいはずのコロイコが、なぜか寒い。
天気はいつでも雨が降りそう。
泊まったホテルにはプールがあったが、入る気にもならなかった。

だけどせっかくコロイコに行ったのだから、観光を。
観光案内所に行くと、3つの大滝に行くといいと案内される。
大滝までは、バス(ワゴン車)だと片道30分弱、歩くと2時間半という。
「2時間半だったら歩けるか」と思って、歩いて出発。
しかし途中で雨が降りそうだったので、道中でバスをつかまえる。
(ちなみに帰りはずっとバスを乗った)。
3つの大滝、本当に気持ちよかった。

僕が行ったのは雨季で、ラパス~コロイコまでの道は霧が深くかかっていた。
「バスがガケ下に落ちるのではないか」とずっと心配でならなかった。
コロイコへ行く人へのアドバイス。できるだけ乾季に行きましょう。

メガネとコンタクトレンズ

2011-12-19 | 持ち物 ボリビア編
僕は0.1も見えないド近眼である。
派遣前に「レーシック」の手術を受けようと思ったのだが、決断ができなかった。
衛生上の理由で失明等の問題がテレビでけっこう放送されたからである。
よって、レーシックの手術はあきらめて、メガネとコンタクトレンズを準備した。

ボリビアに派遣される前に、近視の僕の準備したもの。

メガネ3本。
2年間のうちにメガネが壊れてしまうかもしれないと思って、3本持参した。

使い捨てコンタクトレンズ2年分。
1日使い捨てのコンタクトレンズ1年分。
そして2週間使用の使い捨てコンタクトレンズを1年分。そして消毒液数本。
このコンタクトレンズ、けっこうクセモノ。
スーツケースの3分の1くらいを占領するくらいの大荷物だったからである。

メガネとコンタクトレンズを十分なくらいに持っていた僕。
しかし実際は、こんなにはいらなかった。
使い捨てコンタクトレンズは全部使うことはなく、日本に持って帰ることになった。
(度数の関係で、人にあげるわけにもいかないので)
メガネも3本はいらなかった。1本は全く使わなかった。

結論 コンタクトレンズは2年分は不要。またメガネも3本は不要。

帰国まで3週間

2011-12-19 | ボリビア ラパスでの生活
帰国まで3週間となった。

しかし今までどおりの活動を継続している。活動の締めくくりができないでいる。
また職場の人、患者、そして子どもたちに「もうすぐ日本に帰る」と言えないでいる。

知らない間にいなくなる、いつの間にかいなくなった、というのも一つの手である。
しかしこれは人としていかがなものか・・・

2年間のボランティア活動。
「2年間で何か成果を残せるだろうか」と当初不安があった。
しかし2年間という期間は思ったよりも長く、そして何らかの成果はあったようだ。

だけど、もうそろそろきちんと活動の締めくくりなど「けじめ」をつけなければならない。
本当につらいけど、日本に帰ることをきちんと伝えなければならない。

日本で仕事をしていたときも、異動・転勤はあった。
だけど今みたいに、異動(今回の場合は帰国)の際のつらさはなかった。
これだけ一生懸命ボランティア活動に向き合っていたということか??そう信じたい。

ラン航空

2011-12-13 | 任国外旅行 チリ・イースター島
ラパス(ボリビア)からサンティアゴ(チリ)までの移動手段は「ラン航空」。
このフライトは、イキケ(チリ)経由である。
ラパス~イキケまでは国際便扱いであるが、イキケ~サンティアゴまでは国内便扱い。

イキケで全員飛行機から降り、入国審査が必要。
帰り(サンティアゴ→ラパス)はイキケで全員降りて、
ラパスまで行く人は全員出国審査を受けることになる。

このフライト、きちんとビールも出してくれる、(僕にとっては)たいへんうれしい。
(小さなパン(サンドウィッチ)とジュースしか出してくれないアエロスールとは大違い)

だけど驚いたのは、イキケの空港。
砂漠の中にポンとあるような空港なのである。
フシギなカンジがする空港であった。空港の外には出ていないけど。