Takaakyのボリビアだより

ボリビアにおいて、ボランティアに励んで(?)いた、自称三十路イケメンリーマンのブログ。平成24年1月10日任期終了。

残り任期3ヶ月半

2011-09-28 | 帰国準備
実感は全くわかないが、任期があと3ヶ月半になった。
来年1月中旬には、日本に帰国する。
以下、帰国後日本に帰ってからやりたいこと。

1 社会福祉士の資格を取得したい。
僕は大学で社会福祉学部であったが、社会福祉士の資格は取得していないから。
(大学では教職課程を履修していた)。

2 ピアノのレッスンを復活させたい。
ボリビアに来てから一切ピアノを弾いていないから。

3 合唱の参加を復活させたい。
ボリビアに来てから歌っていないので、けっこうウズウズしている。

4 英語の勉強をしたい。
英語を普通並に話せて、読めて、聞けるようになりたい。

どれだけできるのかは、全く分からないけど。
だけどこんなふうに帰国後のことを考えなければならない時期になったのですね。
ちょっと悲しい・・・

道路封鎖(ブロッケオ)

2011-09-24 | ボリビア ラパスでの生活
9月15日。JICAボリビア事務所から電話。
「明日はストライキがある予定なので、ムリのない程度に出勤してください」

9月16日。朝少し早めに出かける。道が、ものすごくすいている。
事務所の言うとおり、デモで街中からミクロ・ミニブスがなくなっていた。
仕方ないので、歩いて活動先へ行くことにする。
所要時間45分くらい。しかしすべて上り坂。つ・・・つらい・・・

道中、道路を石でふさいだり、チョリータが座り込んで道をふさいだりしている。
何か異様な雰囲気。引き返したほうがいいのか・・・と悩みながら活動先へ。
しかしこの道路封鎖。救急車はきちんと通していた。常識がある道路封鎖・・・

活動先のセントロデサルーに到着する。
いつもは患者が溢れている待合室も、患者はまばら。5人いるか?
しかも医師や看護士など、職員もまばら。交通の足がないのだから仕方がないか。

患者も少ないので、その日は早めに活動を切り上げ帰宅した。
帰宅時もミクロ・ミニブスが走っていなかったので、行き同様歩いての帰宅である。
(行きが終始上り坂だったので、帰りは終始下り坂である)

道中、他のセントロデサルーの医師に会う。
その医師が持っていた「落花生」を食べながら、しばし歓談。
(そして僕と医師の足元は、落花生の殻が散乱・・・)

(わたくし)ミクロがないから、歩いて帰るんだよ~
(お医者さま)僕もだよ~途中でお腹すくと思ったから落花生買ったんだよ~

ストライキがあって、ミクロやミニブスがなくなるのは、今まで何度も経験している。
最近は「またか」くらいにしか思わなくなった。

イグアス2011 パラグアイからイグアスへ

2011-09-20 | 任国外旅行 イグアス
8月23日(火)2日目

アスンシオンで宿泊していた「ホテル内山田」からイグアスへ移動。
まずはホテルからアスンシオンのバスターミナルへ。
路線バスを利用。片道2300G。

心配はあったが、難なくアスンシオンのバスターミナルへ到着。
シウダ・デル・エステ行きのバスを探す。これも難なく見つかる。
片道50000G ←これって適正価格ですか?
チケットを買うときに「直行で、5時間で着く」と言われたが、結局6時間かかった。

シウダ・デル・エステのバスターミナルでフォスドイグアス行きのバスに乗る。
ここからが限りなく面倒くさいのである。
パラグアイ・ブラジル国境の「友情橋」のところで、出入国手続をしないといけない。

まずはブラジル国境前で、パラグアイの出国手続。
バスターミナルから乗ってきたバスは待ってもらえず、次のバスを待つ。
そして、次のバスが来たらバスに乗り、ブラジルに入国。そしてブラジルの入国手続。
その時もバスは待ってくれない。次のバスを待つ。
そして次のバスが来たらバスに乗り、フォス・ド・イグアスのバスターミナルへ。

国境でわざわざバスを降りて出入国をしないといけないのであるが、
きちんと運転手に「入管でバスを降りる」と強くアピールしておくことも大事。
そうでないと何もないように通り過ぎてしまう。

結局、フォス・ド・イグアスで宿泊するホテルに着いたのは午後8時くらいであった。
疲れた・・・

【本日の画像】パラグアイの入管。ちなみに過去僕は入管職員であった。

イグアス2011 ホテル内山田(アスンシオン)

2011-09-18 | 任国外旅行 イグアス
1日目と、6・7日目に泊まったホテル。
ホテルの部屋は普通。だけどNHKは見られるし、バスタブもあるしお湯もきちんと出る。
僕が泊まったのは一番安い110,000Gの部屋。現金で払うと1割引になる。

ホテル内は「ここは日本ではないか?」と思ってしまうほど、日本語が飛び交っている。
日本人も多く宿泊しているし、ホテルの従業員も日本語を話す人が多い。
タクシーの運ちゃんも「Hotel Japones」(日本人のホテル)と言っていた。

朝食は日本食のバイキング。
日本のご飯に、味噌汁は当然。
冷奴、煮物、おでん、生卵、納豆・・・本当に幸せな気分になれた。
また日本食レストラン「Sukiyaki」が併設。こちらもすごい。
ラパスの「けんちゃん」の比にならないくらいに、たくさんのメニューがあった。

ホテルの従業員も親切。バスの乗り方など丁寧に教えてくれた。
またアスンシオンに行ったら、ぜひ泊まりたいホテルである。
(今後アスンシオンに行くのかは、まったく不明だけど)

イグアス2011 アスンシオンで困ったこと

2011-09-17 | 任国外旅行 イグアス
8月22日(1日目)
予想どおりアエロスールは遅れて、夜7時過ぎにアスンシオンに到着。
アスンシオンの空港に着いて困ったこと。これは「両替」である。

僕はパラグアイは初めて。パラグアイの通貨グアラニーは全く持っていない。
さて両替をと思うと、時間が遅いからか両替所がすべて閉まっている。
あるオッチャンが「cambio」と言ってくる。
レートを聞くと「1ドル=3080グアアラー」という。
相場は1ドル=3880グアラニーくらいなので、かなりぼられている。即効断った。

ここでシティバンクのカードを使ってATMでグアラニーを引き出そうとした。
しかしここでも問題が。現金が引き出せないのである(理由は分からない)。

仕方ないので、手持ちのドルで乗り切るか・・・
タクシーで予約していたホテルに行くことにする。
タクシーのオッチャンに聞いたらドルでもいいと言う。
空港から市内セントロまでは公定価格で100000グアラニー。ドルだと28ドル。
「まけてよ」と粘ったが、公定価格のようで一切まけてくれなかった。

タクシーに乗って、問題なくホテルへ。タクシーにはドルで支払う。
ホテルでも支払いの問題が。グアラニーは持っていないので、ホテルに頼む。
「今グアラニー持っていないから、明日の朝両替して払うね」
ホテルは快くOKしてくれた。

翌日、ホテル近くの銀行で両替して、ホテルにも支払い、イグアスへ出発した。
何か最初からバタバタしてしまった旅行であった。

【本日の画像】アスンシオンの空港
 路線バスでアスンシオンの空港に行くと、空港前までバスは行ってくれません。
 空港の入り口で降ろされ、そこから空港まで歩くことになります。

イグアスの滝旅行(2011年8月22日~29日)

2011-09-14 | 任国外旅行 イグアス
はじめての任国外旅行に行ってきた。
行き先はイグアスの滝。
パラグアイ・ブラジル・アルゼンチンの3カ国周遊ツアーであった。

簡単に日程を説明すると
1日目 ボリビア→パラグアイ・アスンシオン (アスンシオン泊)
2日目 アスンシオン→ブラジルのフォス・ド・イグアスへ (フォス・ド・イグアス泊)
3日目 イグアスの滝(ブラジル側)とイタイプーダム観光 (フォス・ド・イグアス泊)
4日目 アルゼンチンのプエルトイグアスへ (プエルトイグアス泊)
5日目 イグアスの滝(アルゼンチン側)観光 (プエルトイグアス泊)
6日目 プエルトイグアスからパラグアイ・アスンシオンへ(アスンシオン泊)
7日目 アスンシオン滞在 (アスンシオン泊)
8日目 アスンシオンからボリビアへ
こんなカンジである。

感想としては
・バスの移動がたいへんだった
・国境を越えるたびに入管で手続をするのが面倒くさかった
・意外と僕のスペイン語は通じるものだ・・・
これくらいだろうか。
しかし、本当に楽しい、そして思い出となった任国外旅行であった。

これから、「イグアス2011」として、少しずつブログに書いていきたい。

【本日の画像】イグアスの滝のところで見たハマグマ。
 

体温計

2011-09-13 | ボリビア 活動編
僕が日々活動をしているのは「Centro de Salud」(セントロデサルー)。
日本で言えば、「保健所兼病院」である。
このセントロデサルーで行っている主な活動は、小児科のお手伝い。
日々、乳幼児の身長、体重、そして体温測定を行っているのである。
(これがソーシャルワーカーの活動か?などとは指摘しないように・・・)

乳幼児の体温測定で使っているのは、水銀の体温計。
僕が子どもの頃は現役で活躍していたが、日本ではもう見かけないのではないだろうか。
日本では電気体温計が主流であろう。
(JICAから支給された体温計も、電気体温計であった)

水銀の体温計、測り終わったら、体温計を振って温度を下げる。
しかし、ボリビアの体温計、振っても振っても温度が下がらないものが多い。
「不良品だらけではないか」と本気で思ってしまう。
温度を下げるために、思いっきり何度も振って温度を下げている。

この体温測定は本当に難しいのである。
体温を測られる乳幼児はおとなしくしていない。グズッて泣き出す子どもも多い。
中には暴れたりする子どももいる。
すると、体温計を床に落としてしまい、体温計を壊してしまう場合がある。
子どもが体温計を落として壊した場合、その父母に弁償させる。
薬局で、同じ水銀の体温計を買ってくるように指示するのである。
水銀の体温計、5ボリビアーノス(75円)くらいで、決して高いものではないのだが。

僕はJICAから支給を受けた電子体温計は、セントロデサルーに持って行き、
乳幼児の体温測定に使っている。
ちなみにJICA支給の電子体温計で、自分の体温を測ったことは数えたほどしかない・・・。

おりがみ

2011-09-11 | ボリビア 活動編
僕は週1回「おりがみ教室」を行っている。
対象は少年。5歳~10歳くらいの少年が集まってくる。通常10名くらい。

今までの経験で、ボリビアの子どもたちが「おりがみ」で喜ぶもの。

1 遊べるもの
紙飛行機。風船など。どこの国の子どもたちも、遊べるものは大好き。
特に紙飛行機は子どもたちは飛ばして遊べるので、お気に入りのようである。
あとグローブとかも好評であった。

2 実用的なもの
地味~なカンジがするが、箱は実際使えるので、一生懸命折って、実際に使っていた。

ちなみに、おりがみといえば「鶴」。
しかし、ボリビア人にとって、鶴は難しいようであり、きれいに折るのは至難の業である。

おりがみをするのであれば、必要なものは「おりがみの用紙」。
ボリビアでは、おりがみの用紙は販売されていない。販売されていても、かなり高い。
よっておりがみで使う用紙は『クロスロード』に『JICA WORLD』。
これらの雑誌は協力隊員等に無償で配布されるものである。
これらを読んだ後、僕は真四角に切って、おりがみの用紙に使っている。
これらの雑誌は日本語が使われているため、少年たちは興味を持って見てくれる。
時には「この写真はどこの写真?」とか「これは何て書いてあるの?」とか聞いてくる。
以前はボリビアの新聞を真四角に切っておりがみをしていた。
しかしこれらの日本の雑誌を真四角に切って行うほうが、少年たちには好評である。

このおりがみ教室、すでに1年以上が経過。
日本でおりがみなどしたことなかった僕には、けっこうたいへんな教室なのである。
よくここまで続いたものだ・・・

スパイダーマン

2011-09-09 | ボリビア ラパスでの生活
僕はたまにエル・アルトのフェリアに行く。1ヶ月に1回くらいだろうか。
このフェリア、あらゆるものが売られており、本当に行くと楽しいのである。
よって財布のヒモが緩み、必要のないものも買ってしまい、ついつい散財してしまう。
(しかしスリなどの犯罪も多く潜んでいる、デンジャラスゾーンでもある。)

最近、エルアルトでついつい買ってしまったもの。
「スパイダーマンの洋服」上下で25Bs(約370円)。
買ってみたのはいいが、さてさてどうしようかな・・・
これから(いつ?)産まれてくる男の子のために取っておくか・・・

僕がこのスパイダーマンの服を買った隣で、3歳くらいの男の子を連れた母親が登場。
その母親はスパイダーマンの服を買った。
そしてその男の子は「今着たい」と言って、さっそくスパイダーマンの服を着せていた。
スパイダーマン、ボリビアの男児に本当に人気なのである。
ボリビアではこの洋服のほか、ナップサックにもよくプリントされて使われている。
(スパイダーマンのプリントをした子供用パンツも見たことがあるな・・・)

そう言えば、ラパスに来て最初にホームステイしたときに一緒に住んでいた5歳の男児。
この男児もスパイダーマンが好きで、この服をよく着ていたような気がする。
またスパイダーマンのナップサックをお誕生日に買ってあげたような気もする・・・

ボリビアに来て変わったこと

2011-09-08 | ボリビア ラパスでの生活
2010年1月にボリビアに来て、すでに1年8ヶ月経過。
残り任期は、あと4ヶ月である。あっという間に任期が終了してしまいそうである。

さてボリビアに来て、僕の何が変わったのであろうか。

1 顔が黒くなった。
ラパスは標高3600メートル。富士山の頂上で生活しているのと同じ。
ラパスの強い日差しに負け、僕の顔も真っ黒になってしまった。
数ヶ月前のこと。ある日本人の友人がボリビアに来た。
その時にその友達と空港で待ち合わせをしたのだが、その友人は僕の前を素通りした。
その友人曰く「顔が黒いのでボリビア人だと思った」。
松崎しげるには負けるとは思うが、僕の顔はけっこう黒くなっている。

2 顔のシワが多くなった
ボリビアに来て、一気に顔のシワが増え、そして一気に老けたような気がする。
日本でもほとんどスキンケアなどしなかったが、ボリビアでも一切していない。
やはり時の流れとトシには勝てないのか。

3 髪の毛が薄くなった(らしい)
あまり自覚はないが(多少の自覚はある)、髪の毛が薄くなったらしい。
某オカマ会会員から指摘されたことである。
(ちなみにこのオカマ会会員は、次長に「前から薄くなっている」と過去に言われている)
ラパスは寒いので、毎日シャワーを浴びていない。僕は2日に1回程度である。
よって、毎日髪の毛を洗っているわけではない。
頭皮ケアを怠っているので、抜け毛も多くなったのであろうか。

日本に帰ったらさっそく
 ・美白ケア スキンケア
 ・アデランスのヘアケアチェック
でもやることにするか・・・