Takaakyのボリビアだより

ボリビアにおいて、ボランティアに励んで(?)いた、自称三十路イケメンリーマンのブログ。平成24年1月10日任期終了。

引っ越し その2

2010-07-31 | ボリビア ラパスでの生活
家賃が切れる7月9日の1日前である7月8日。調整員と一緒に新居を見に行く。
僕の思いとしては
・ 早く新居が見つかってほしい
・ 新居が決まらなくて、連絡所生活をするのは嫌
という点に尽きる。

僕の新居は事務所で探してくれることになった。
事務所で探すのだから、僕の新居はまたホームステイだと思っていた。
しかし、その日見に行ったのは、2軒とも一人暮らしができるアパートであった。
(30代の隊員は、ホームステイに順応しない、と事務所が判断したのであろうか)

1軒目はスタジアムの近くのワンルーム。家賃150ドル。
けっこうきれいで、別途お金を払えばケーブルテレビ・インターネット、洗濯機も使える。
しかし活動先からは遠く、活動先まではミクロを最低1回乗り換えなければならない。

もう1軒は日本大使館に近く立地条件は最高。家賃230ドル。
しかし部屋がとてつもなく狭く(4.5畳くらいか)、ここは住む気にはならなかった。

その日見た2軒は一長一短。すぐには決められなかった。
しかし贅沢も言っていられない。
また住居が決まらずに、いつまでも不安定な状態が続くのも嫌である。
調整員には「少し待ってください」と言ったが、もう心には決めていた。
少し遠いけど、スタジアム近くのアパートでもう決めてしまおう・・・と。

【本日の画像】
 雲がかかっているイリマニ山も、風情があって、いいものです。

引っ越し その1 

2010-07-24 | ボリビア ラパスでの生活
ボリビアでの生活が、6ヶ月を経過しようとした時のこと。
僕は急きょ「引っ越し」を迫られることになった。

僕のボリビア・ラパスでの住居は「ホームステイ」。
ホストファミリーの母子、僕、そしてボリビア人の男性の3者が、その住居に住んでいた。
そのホストファミリーがアメリカに長期仕事に行くことになったのである。

となると、僕の家はホストファミリー不在。
「ホストファミリーが不在の家は、JICAの安全基準に適合しない」
という判断が出て、僕は引っ越さざるを得なくなったのである。

引っ越しの日は7月9日。
なぜなら、7月9日までの家賃がすでに支払っていたからである。
さて7月9日までに新居は見つかるのであろうか・・・。

【本日の画像】ホームステイ先で撮影した日の出。

ワールドカップ

2010-07-20 | ボリビア ラパスでの生活
スペインの初優勝で終わったワールドカップ。
このワールドカップにボリビアは出ていないが、盛り上がり方はすごかった。

初戦の日本対カメルーン戦。その日は平日で活動がある。
しかし活動しているCentro de Saludで、ありがたいおコトバをいただく。
「日本がやっているんだから、待合室でテレビ見ててもいいわよ」
遠慮なく、待合室のテレビのチャンネルをおもむろに変えて、どかっと座って見る。

当時僕が住んでいたPlaza del Estudianteの近くには、巨大モニターが設置された。
(非情なことに、ワールドカップが終了したらすぐに、撤去されていた)

ボリビアは出ていないので、ボリビア国民は他の国を応援している。
ボリビアは南米にあるので、自然と南米の国を応援するようになる。
例えばアルゼンチン対メキシコは、ほとんどアルゼンチンを応援していた。
南米同士のブラジル対チリは、ほぼ全員ブラジルを応援していた。
ボリビアとチリは仲が悪いらしいしなあ・・・。

日本対パラグアイ。この日はセミナーに出席していてテレビを見ることができなかった。
(夕方のニュースで、日本の敗北を知ったのであった)
PK戦で負けたのは残念だったが、いい試合であったと思う。見ていないけど。
しかしこの試合、ボリビア人の多くは日本ではなく、パラグアイを応援したのだろう。

僕は基本的にスポーツには興味がなく、もちろんサッカーもあまり興味がない。
しかし、ワールドカップ期間中、サッカーのゲームをよくテレビで見た。
こんなにサッカーのゲームをテレビで見たのは、人生で初めてである。

【本日の画像】
Plaza del Estudiante近くのモニターは大勢の観客であった。

ボリビアへの持ち物 おりがみなど

2010-07-15 | 持ち物 ボリビア編
僕の次の次の隊次(22年度1次隊)が、本日各任地に赴任していった。
僕もボリビアに来て早いこと6カ月が経過。
今のところで、持ってきた方がいいものなどをご紹介。

1 おりがみ
日本文化の紹介で、必ず出てくる「おりがみ」。
よく使うと思うので、100円均一のものでいいので、枚数があったほうがいいでしょう。

2 筆ペン
日本文化の紹介で「習字」もありだが、習字道具(墨汁・筆・硯)は重ばります。
ここで筆ペンの登場。ある先輩隊員はたくさん持ってきていました。
ボリビア人の名前を漢字で充てて書くというのは人気があり、筆ペンで書くと味も出ます。
筆ペンも複数本持ってきたほうがいいですね。

3 辞書
電子辞書か、小型の辞書(西和・和西)を持ってくるといいです。
僕はいつも小型の辞書(西和・和西)を活動先に持って行きます。
しかし本の辞書よりは、電子辞書を持っている人が多いような気がします。

4 楽器
100円均一で買うのはやめましょう。音程がおかしいです。
僕はソプラノリコーダー、オカリナ、カスタネットを100円均一で購入し、ボリビアへ。
ただしソプラノリコーダーは少し音程がおかしいし、
オカリナは全く使える代物ではありませんでした。

何かの参考にしてください。

【本日の画像】 Pladoでのフォルクローレ

2回目のオルロ

2010-07-11 | ボリビア 旅行編
6月20日。2回目のオルロへ行く。
今回は「Intercambio culturar」(文化交流)と聞いてオルロに行ったが、
結局はジャニーズ、東方神起、モー娘などの日本の音楽好きな人たちのイベントであった。

この会場で「おりがみ」を紹介する。
そしてみんなで折ってみることにする。折ったのは風船。
ボリビア人のみんなも一生懸命折っていて、本当に印象的であった。
ただボリビア人は「角をそろえて折る」とか「まっすぐ折る」など、
きれいに折るのが本当に苦手。
僕が折ったのも、きれいに折れていたからか、ボリビア人女子に取られてしまった。

ラパスからオルロまでの路程で思うこと。
ラパスからオルロまで、バスで4時間弱。
この4時間、バスの中にトイレはないし、途中で休憩もない。
どうにかならないものなのか・・・。

【本日の画像】
 Mercado Evo Morales。オルロのメルカドで見つけたもの。
 しかし、何も売っていなかったし、メルカドらしい雰囲気は一切ありませんでした。
 

はじめてのおりがみ教室

2010-07-09 | ボリビア 活動編
毎週水曜日の午後は、高齢者会の日である。
ある高齢者会の日のこと。
毎回一緒に出席していた栄養士隊員が、この日は旅行で不在。
はじめて1人で行く高齢者会。
何をしようか考えてみて、折り紙をしようと思って準備をする。
古新聞を真四角に切って、見本を折っていざ会場へ。

ボリビア人の初心者でも何とか折れるだろうと思う「かぶと」を折ってみることにする。みんなたいへん興味を持って折ってくれた。
またProfesorも協力して説明してくれたので本当にスムーズにいった。

紙が大きくなかったので実際にかぶることはできなかったけど、
かぶとを全員が折ることができた。

はじめて僕が主導的に行った活動であった。

月の谷

2010-07-08 | ボリビア 旅行編
「月の谷」へ行ってみる。
「月の谷」とはラパス中心から車で30~40分くらいのところにある。
月面にそっくりであることから「月の谷」と呼ばれている。

自宅近くからミクロに乗って出かける(片道2ボリビアーノ、約30円)。
ミクロの運転手とのやりとり。
(わたくし) 「月の谷」に行く?
(運転手)  行くよ。
(わたくし) 「月の谷」に着いたら教えてね。
(運転手)  リョーカイ!
実際「月の谷」がどのあたりにあるのか、僕は全く知らない。
よって前もって運転手にお願いして、ミクロに乗り込んだ。

ミクロに乗っていると、途中である男性に声をかけられる。
(殿方)  「月の谷」に行くの?
(わたくし)うん。
(殿方)  あと15分くらいで着くよ。
(わたくし)ありがとう!
また「月の谷」に近付くと、複数の人が僕にミクロを下りる場所を教えてくれた。
このミクロ、本当に親切な人ばかりだった。

「月の谷」に到着。入場料15ボリビアーノ(約225円)を支払い、入場。
本当に迫力のある場所。「月面」にいるようなカンジである。
(もちろん「月」に行ったことはないが・・・)

「月の谷」で会った、ある人(ボリビア人)とのオハナシ。
(ある人)  旅行者?
(わたくし) いや、ラパスに住んでいて、ラパスで働いている。
(ある人)  JICA?
(わたくし) そう。
この人もいろいろボリビアのことやラパスのことを教えてくれた。
本当にいい人だった。

月の谷の壮大さと、ボリビア人のやさしさに触れた小旅行であった。

ボリビアでの環境対策(1)

2010-07-07 | ボリビア ラパスでの生活
僕でもできる、ボリビアでの環境対策(その1)。
ビールはできるだけビンで買う。

「ごみの分別」や「リサイクル」がほとんどないボリビア。
分別がないので、カンもペットボトルも一緒に捨ててしまう。

ビールに関して言えば、カンはたぶんリサイクルされることなく廃棄処分される。
しかしビンはきちんと回収されて再度使われているのである。
ビンのビールを買う際には、空き瓶を持って行くと7.5~8ボリで売ってくれる。
しかし空き瓶を持っていかないとビン代を取られるのである。

カン(350ml)は6.5ボリ~7ボリ(100円程度)。
ビン(620ml)は7.5~8ボリ(120円程度。Huariはもう少し高い)。
1~1.5ボリ増しで量が倍弱になっているというお得感もあるのも事実。
だけど環境のことも考えて、僕はできるだけ瓶ビールを買っている。
空き瓶を持っていくのは面倒だけど。

【本日の画像】
 今の僕のお気に入りのビールは「Bock」(ボック)。
 アルコール分が7%と、他のビールよりもアルコール分が高めです。

ニセ警官?登場

2010-07-03 | ボリビア ラパスでの生活
自宅近くでミクロ(バス)を待っていた時のこと。
あるご婦人が僕に声をかける。

(ご婦人) ○○はどこ?
(わたくし)ここまっすぐに行ったところ
(ご婦人) ありがとう。パラグアイから来ているの・・・

といったところで、ある男(私服)が登場。僕とご婦人に声をかける。
そしてパスポートを見せるように、その男は言う。

ご婦人はパスポート(赤色のものだった)をその男に見せる。
僕は普段はパスポートなど持っていないし、そのコピーも持っていない。
(パスポートの原本は、JICAに回収されている)。

僕はその男に言う。
「僕は旅行者じゃない。ここに住んでいるんだ」

と言うと、その男は「分かった」と言って退散。
いったい何者だったんだろう?もしかしてニセ警官?

このケース、僕の同期隊員も同じ場所で同じ被害に遭っていた。
同期隊員のブログ(6月28日付)
http://uguisuflyflyfly.blog111.fc2.com/blog-entry-53.html
なんという偶然・・・。

思春期問題のセミナー

2010-07-02 | ボリビア 活動編
ある昼食会で、所属先の所長と会い、そこでセミナーの案内をされる。
よって同じ配属先の栄養士隊員と一緒にセミナーに2日間行くことになった。

セミナーの内容は思春期問題。
僕は過去にも思春期問題のセミナーには出席をしたことがある。
今回のセミナー、前回の思春期問題セミナーの時よりも、
話している単語がぽつぽつと分かる。
これは少しうれしいが、基本的には何を言っているのかはよく分からない。

スペイン語能力が貧弱な僕。
セミナー中の「○○をしてください」などという指示が全く理解できない。
しかしここで「ぽか~ん」としていてはいけない。
隣の人(もちろん面識のない人)に「今、何て言ったの?」と図々しく聞く。
すると嫌な顔をせず、きちんと教えてくれる。本当に優しい人ばかりだった。

だけど、このセミナーのグループワークであった内容の一つ。
「初めて射精をした(初潮があった)時の思い出を、話しなさい」
初めての射精・・・こんなことはもう覚えていない。
思春期の時の思い出(経験)を踏まえて、思春期層に対応するように、
ということを言いたかったのだと思うけど、質問がけっこう露骨で困った。

【本日の画像】
セミナーがあった病院。
普段活動しているCentro de Saludとは大違いである。