Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

見上げる人々

2007年05月31日 | ヨーロッパ

Prague
Nikon F4 AF28-70mm F3.5-4.5

「日本カメラ」6月号に、田中長徳氏がプラハで撮られた作品が掲載されていて、その中に、プラハ名物の天文時計を見上げている(多分そうだと思います)人々の写真があります。
有名な観光地なので、自分のこの写真のように、見上げている人々を上から撮った写真はよくあるのですが、地上で正面から撮ったものはちょっと新鮮な印象がありまして、けっこう見入ってしまいました。
なるほど、そのあたりがプロとアマの差かな、と思わせてくれる1枚です。

この写真、こちらにも掲載。

都市景

2007年05月28日 | 神戸

Kobe City
RICOH GR DIGITAL

景観を破壊するものとしての高速道路のありようは、大阪よりも神戸において顕著だ、と思う。
神戸市内を東西に横切る高速道路は、山の手から海辺へと続くこの町の景観を見事に分断している。

ちりとりのある路地

2007年05月24日 | 路地

Osaka City
Leica Ⅲf Elmar 5cm f3.5

海外へ行くと、日本が外国人旅行者に「美しい」といわれる、その理由がよくわかります。

「美しい国、日本」とあまり声高に叫ばない方が美しいように思いますが・・。

新幹線

2007年05月23日 | フィンランド

Helsinki
KONICA MINOLTA α-7DIGITAL 28mm F2.0

久々に新幹線の新型車両N700系がデビューだそうです。
車両が良くなるのはいいのですが、自分が心配なのは足元(線路)の老朽化対策です。以前、山陽新幹線の橋脚やトンネルのコンクリートの劣化が問題になりましたが、これらは全線、遠からず寿命を迎えるはずですから、自分はそちらが心配でなりません。
ヨーロッパの高速鉄道と異なり、高速化や安全性を高めるためほぼ全線を高架にし、在来線から独立したシステムにしたことが、設備更新のこの際には最大の問題となります。新幹線(東海道・山陽)が消えた日本、というのも近い将来に想定しておく必要があるのではないでしょうか。
漠たる新幹線の行く末の不安は、日本の行く末の不安でもあるような気がします。

写真はフィンランドの高速鉄道。
JRにはスピードよりも安全を求めていただきたいものです。


路地の奥

2007年05月19日 | 路地

Osaka City
RICOH GR DIGITAL

大阪市福島区。

路地を奥に入っていくと、偶然できたと思われるちょっとした広場のような空間があった。なぜだか、一瞬、気分はヨーロッパである。

知的財産権

2007年05月18日 | 看板

Osaka City
RICOH GR DIGITAL

お、また光速エスパーを発見。
と思ってよく見ると、これはどうも素人(あるいは下手なペンキ屋?)が真似て書いた「偽物」のようだ。まあ、東芝のお店には違いなさそうだから、偽物とまではいい切れないか。
もっともどこかの遊園地みたいに、「いえ、これはヘルメットをかぶってロケットを背負っただけの少年で、光速エスパーではありません」という可能性もある。

ちなみに本物(たぶん)はこちら

大東市の子ども

2007年05月14日 | その他国内

Daito City
RICOH GR DIGITAL

日曜日、大東市の御領(詳しくはこちらを参照)を散歩しつつ写真を撮っていると、数人のガキ、いや少年がやってきて中の1人が「おっちゃん、カメラマン?」と聞いてきた。
カメラマンでもおっちゃんでもないで、と思いながら(やっぱりおっちゃんには違いないのだが)、「違うけど写真撮ったろか?」と言うと、「うん、撮ってー」とこのポーズ。
嫌いな子どもも、この程度のつきあいならかわいいものだ。