Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

ふりむいた猫

2007年04月28日 | 

Kobe City
CONTAX TVS DIGITAL

人も猫も、突然出くわしたときはまず相手の目を見る。どの動物も、瞬時に相手の目がどこにあるかを察知して、視線を合わせることができるというのは考えてみれば不思議なことだ。どうやら、動物は本能的に目を探すようにできているものらしい。

進化論の弱点の一つは「目の発生」がうまく説明できないことだ、と昔何かで読んだ記憶がある。つまり、原始的な生物がなぜ突然にこの高度な器官を得ることができたのか、がよくわからないというのだ。しかも三角測量ができるようにちゃんと2つ。

進化論のことは専門家ではないのでくわしくは知らないが、この世の生物は、遠い昔に一人の創造主の手で創られて、他の個体と会ったときはまず相手の目を見、距離を測るようにプログラムされているのではなかろうか。


燃料

2007年04月27日 | 西宮・芦屋

Nishinomiya City
RICOH GR DIGITAL

世界の石油はあと30年で枯渇する、と聞いたのはおよそ30年前。確か、今も石油が枯渇するのは20~30年後、とされていて、これが永遠の30年説がささやかれる所以です。しかし、いくら「永遠の-」とはいっても、いつまでも今のペースで使えるはずはありません。

このところ、主に環境の問題からバイオ燃料が話題になることが多くなりました。環境に本当にやさしいのかどうか、議論が分かれるところらしいのですが、とりあえず自分が不安なのは、日本は石油だけでなく穀物もほぼ全て輸入に頼っているということ。バイオ燃料へのシフトはこの国にも突然の食糧危機を招きかねないでしょう。

この国の30年後の未来はどうなっているでしょう・・・。

追記
バイオ燃料は一見、環境に良さそうですが、穀物栽培にも大量の石油燃料と化学肥料が必要なことを考えると・・・どうなんでしょうか。

北の道

2007年04月23日 | 北海道

RICOH Caplio GX

来年のサミット会場は北海道に決定。
セキュリティの面だけでなく、開催時期を考えれば京都や大阪よりは北海道で正解、と個人的には思います。

会場となるザ・ウィンザーホテル洞爺には3年前の5月に泊まったことがありますが、雨で外は真っ白。ホテル自慢の景色はまったく見えませんでした。

・・・また北海道に行きたくなってきました。

白川

2007年04月19日 | 京都・奈良
Kyoto City
RICOH GR DIGITAL

祇園。このあたり、まだ咲き残る桜と新緑が大変美しい。

自分を含め、多くの観光客がここで「いかにも京都らしいなあ」と感嘆の声をあげるのだが、しかしそこでふと思ったのは、この「京都らしさ」のイメージを自分たちはどこから得たのだろう、ということ。
現実の京都の市街地は、そのどこにでも「京都らしい」街並みがあるわけではない。つまり自分たちが感じる「らしさ」は、一種の虚構だといっていい。多くの人は、その虚構の存在を確かめて安心するわけだ。
別に、京都に限った話ではないが。

それはともかく、「舞妓体験」などといって素人が舞妓さんのかっこをして京都市内を歩くやつ、を時々見かけるが、あれはぜひやめていただきたいものだ。実に見苦しい。

半木の道で

2007年04月15日 | 京都・奈良

Kyoto City
RICOH GR DIGITAL

14日、15日の土日は、雨が降るかと思っていたら予想外の好天。そこで急遽、京都市内のホテルを手配し、春の京都を散歩。もちろん日帰りでもいいのだが、宿泊は気分転換だ。
・・・「日本に京都があってよかった」

写真は府立植物園近く、「半木(なからぎ)の道」の枝垂れ桜。