本日は、4月28日(日)。
あらためて申し上げるまでも無く、
毎月28日は〈不動明王〉の御縁日であります。
巷間を賑わせる「平成最後の・・」の謳い文句に乗っかり、
平成最後の不動明王・御縁日へ。
成田山新勝寺・名古屋・栄・分院

当地、未だ風強し・・・
さりながらGW中の御縁日とあって

大勢の参拝客で賑わっていました。



〈御縁日〉という習俗が成立した歴史には諸説あり、
一概にこうとは申せませんが、経典の中には明らかに
「毎月の何日に供養せよ」と書かれているものがありますので、
そうした典拠が敷衍されて、特定の日が〈御縁日〉として
習俗化されたように推察します。
現代にあっても「◯◯の日」「✕✕の日」等々が数多くあり、
それらが語呂合わせ・見立て・準え・商業的目論見などから
発案されている事を考え合わせますと、
〈御縁日〉なるものも、もしかしたら、純粋な信仰と、
神社仏閣及びその周辺地域の経済的な要請とが絡み合って
成立してきた・・・という側面があるのかも知れません。



不動明王の「不動」は、
何事にも動じない心とか、ぶれない心・・というように、
人間の寸法に引き合わせて、つい誤解されがちですが、
およそ千年前には編纂されていたと考えられる経典、
「底哩三昧耶(ちりさんまや)不動尊者念誦秘密法」には、
「不動とは これ菩提心の大寂定(だいじゃくじょう)の義なり」
とあり、〈菩提心〉という、
相対性を超えた最も尊い心を堅持し続けることを意味し、
不動明王の「不動」は単に「動かない」ことではない、
と心得ます。
不動明王を謳った経典は幾つもありますが、その全てにおいて、
不動明王は、三千大千世界・虚空・無尽の世界海・・等々、
宇宙の至る所(ここで言う「宇宙」とは本来の字義が伝える
「宇」=無限の空間・「宙」=無限の時間)を、
自由自在に動き回って衆生を救う、と説かれています。
つまり「不動」とは、
動かずして自在に動き、
自在に動きつつ動かざること。
「動」と「不動」とが同時並列として在り、
動にして不動・不動にして動、という究極の境地において
融通無礙に示される働きが「不動」の本義と解釈します。



『無想の法身 虚空と同體なれば その住處なし

但し衆生心想の中(うち)に住したもう』(仏説 聖不動経より)
稚拙ながら、不動明王を謹筆し、
その光背いわゆる迦楼羅炎(かるらえん)には、
煩悩を喰らう霊鳥・迦楼羅を描き入れました。
さて何羽の迦楼羅が燃え踊っておりますやら。
皆様、良き日々でありますように!




あらためて申し上げるまでも無く、
毎月28日は〈不動明王〉の御縁日であります。
巷間を賑わせる「平成最後の・・」の謳い文句に乗っかり、
平成最後の不動明王・御縁日へ。
成田山新勝寺・名古屋・栄・分院

当地、未だ風強し・・・
さりながらGW中の御縁日とあって

大勢の参拝客で賑わっていました。



〈御縁日〉という習俗が成立した歴史には諸説あり、
一概にこうとは申せませんが、経典の中には明らかに
「毎月の何日に供養せよ」と書かれているものがありますので、
そうした典拠が敷衍されて、特定の日が〈御縁日〉として
習俗化されたように推察します。
現代にあっても「◯◯の日」「✕✕の日」等々が数多くあり、
それらが語呂合わせ・見立て・準え・商業的目論見などから
発案されている事を考え合わせますと、
〈御縁日〉なるものも、もしかしたら、純粋な信仰と、
神社仏閣及びその周辺地域の経済的な要請とが絡み合って
成立してきた・・・という側面があるのかも知れません。



不動明王の「不動」は、
何事にも動じない心とか、ぶれない心・・というように、
人間の寸法に引き合わせて、つい誤解されがちですが、
およそ千年前には編纂されていたと考えられる経典、
「底哩三昧耶(ちりさんまや)不動尊者念誦秘密法」には、
「不動とは これ菩提心の大寂定(だいじゃくじょう)の義なり」
とあり、〈菩提心〉という、
相対性を超えた最も尊い心を堅持し続けることを意味し、
不動明王の「不動」は単に「動かない」ことではない、
と心得ます。
不動明王を謳った経典は幾つもありますが、その全てにおいて、
不動明王は、三千大千世界・虚空・無尽の世界海・・等々、
宇宙の至る所(ここで言う「宇宙」とは本来の字義が伝える
「宇」=無限の空間・「宙」=無限の時間)を、
自由自在に動き回って衆生を救う、と説かれています。
つまり「不動」とは、
動かずして自在に動き、
自在に動きつつ動かざること。
「動」と「不動」とが同時並列として在り、
動にして不動・不動にして動、という究極の境地において
融通無礙に示される働きが「不動」の本義と解釈します。



『無想の法身 虚空と同體なれば その住處なし

但し衆生心想の中(うち)に住したもう』(仏説 聖不動経より)
稚拙ながら、不動明王を謹筆し、
その光背いわゆる迦楼羅炎(かるらえん)には、
煩悩を喰らう霊鳥・迦楼羅を描き入れました。
さて何羽の迦楼羅が燃え踊っておりますやら。
皆様、良き日々でありますように!



