黙って買わない、表向きは何も言えない、委縮した精神的奴隷

以下は韓国の朝鮮日報の記事を分析しているブログ記事です。タイトルから一見日本叩きのようにも見えますが、そういう記事ではありません。

「韓国の輸出先としての日本」の地位がベトナム以下となってしまった意味とは
http://blog.livedoor.jp/rakukan/archives/4892978.html

（引用）
朝鮮日報の記事の最後にありますが、外需しか経済エンジンがない国が「世界第3位の経済大国」に対しての輸出が伸びないっていうことがどういうことなのかってことです。
本来であれば全方位でありとあらゆる国に輸出攻勢をしたいというのが本音なのでしょう。
貿易依存度が異常なまでに高く、そういう商売をしないと経済的にやっていられない国ですからね。

でも、もはや日本の消費者は韓国というブランドを信頼していないし、パッケージの裏を返して「韓国」と書いてあれば棚に戻すようになってしまった。「中国」でもそうですが。
B2Bでは、まだ多少がんばっている部分もあるようですけどね。
（以上）


韓国製品の日本への輸出が減ったことを喜ぶ書き込みが多いようですが、私は純粋に喜べない部分があります。
コメント欄に、以下のような書き込みがありました。

＞日本人はサイレントクレーマーなので、黙って「二度と買わない、行かない」という行動をとります。

＞日本人旅行客って不満があってもその場で言わず、
＞帰ってから口コミで評価を広げていつの間にかいなくなり


日本の消費者は韓国製はなるべく避けます。
嫌韓云々言われますが、それ以前に韓国製を信用していないということでしょう。

しかし「表立って」は言えない。せいぜいネットやオフレコでしか言えない。


「歴史の反省と韓国人への謝罪が必要」
「韓国には頭を下げて仲良く（実質は従う）しなければならない」

とマスコミや学会などから強要されているから、実社会では言えない、委縮した空気が存在するからです。

なぜ韓国製はBtoC（一般消費者向け）では売れなくて、BtoB（企業同士の商売）なら売れるか。そこからも分かることがあります。

匿名の一般国民である消費者とは違い、名前の出る日本企業は、韓国企業と関係を持つことで、韓国から「おたくは良識派で進んだ企業です」などと褒められ、そして売国左翼が支配するマスコミや学会からも評価され、表向きの社会的評価が高まり、持続的に利益を生み出しやすくなります。

つまり大多数の国民の意思に反してでも、人数からすれば圧倒的に少ないはずのマスコミや学会などの売国権力に従う方が、表向きの地位が向上する、ということです。


要は、日本の表社会を支配しているのは、政府でも国民でもなく、マスコミや学会などの売国権力だということが分かります。
大多数の国民の意思に反することを、外国の力を利用して、力ずくで押し通すことができる訳です。

つまり日本という国は、真の意味では民主主義国家ではなく、一部の言論人の少数独裁主義国家であるということ。
そして外国の意思が国民の意思より重いという、独立国家とは呼べない状態であるということ（精神的には完全に植民地）。

こう言うと自称リベラルの人達は「アメリカの植民地」と限定したがりますが、それは的外れです。
国家権力で言えばアメリカよりも「中韓の奴隷」の方が近いです。

一方アメリカに対しては、今のアメリカ政府ではなく、「アメリカ戦勝国史観」の奴隷です。かの戦争は日本が一方的に悪かったから、アメリカなど戦勝国の正義で打倒された。だから国として最低限の自衛をする権利もなく、９条を崇拝して大人しくしていろ、と。
そういう「奴隷根性」を必死に守ろうとしているのが、日本の「護憲派」です。

他に、法律や人権などの価値観は、ドイツやフランスなどのヨーロッパ諸国の奴隷です。日本人独自の考えは「遅れている」「野蛮だ」と否定するような、人種差別主義的な思考回路を持つ人たちが「法律の専門家」として君臨しています。

このように、少数派や外国に表向き逆らえない状況というのは、「精神的奴隷」と言っても差し支えありません。


最初の方でとりあげたような、日本人の「サイレントクレーマー」なところというのは、日本国内では通用しても、日本の外では通用しません。
日本の外では、「声を出して主張しないと、主張はないと見なす」というルールで動いています。
だから声に出して言わない日本人の主張はないものとされており、日本は不利な立場に追い込まれても仕方がないということになっています。

日本人は、日本国内と国際社会のルールの違いを自覚し、きちんと声に出して主張するようにならないと、今後も外国の精神的奴隷であり続けることになります。

具体的には、外国に対して抗議デモを行うことなどです。そういうものを「みっともない」などと言って敬遠しているうちは、精神的奴隷から脱することは永遠にできません。

いい加減、精神的にも「独立国家」となるべきです。

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