「空気」に異議あり!

世の中の「空気」のいくつかを相対化していきます。初めての方は、左下の「カテゴリー」の「注意事項」をご覧ください。

組閣前の政権とマスコミ

2009-09-13 | マスコミと空気
鳩山新内閣がもうすぐ組閣されますが、
組閣前にニュースになっている話題についていくつか。

まず、鳩山氏を擁護するかのようなお話しを1つ。

鳩山氏がアメリカの新聞に、アメリカに批判的な論文を掲載したことについて、
「アメリカが鳩山に警告」などと報道されました。

しかしマスコミはそのアメリカメディアの批判に対して、
どうして厳しく反論しないのでしょうか。

国民が鳩山氏を選挙で大勝させた直後で、
しかもマスコミも大方鳩山新政権を支持し、
またマスコミは「日本はアメリカから自立を」という主張も展開していたのですから、
なおさら反論報道をするのが本来のマスメディアの姿です。

鳩山氏に対して批判的な私でさえアメリカメディアに抗議すべきだ思うのに、
どうして日本のマスコミはこうも弱腰なのか。

とにかく、外国のメディアは平気で図々しく日本を批判してきます。
しかし日本のメディアは外国を批判できない。
報道の自由(主に権力への批判の自由)などと声高に主張するならば、
外国に対しても批判するのが筋です。


余談ですが、鳩山氏が論文で主張していたとされる東アジア共同体について。
私も今までの書き込みの中でも欧米文化中心主義には批判してきましたし、
アジア人主導の組織(スポーツ競技や各種賞モノ)を設立すること自体は、
理想論としては賛成です。
ただ鳩山氏の場合は、特に中国の言いなりとなってしまう懸念が強く、
現実問題としては賛成しにくいような気がします。


さて、ここからは鳩山民主党政権の政策について少し。

今鳩山新政権は組閣にあたり、「トップダウン方式」を宣伝しています。
途中で官僚からあれこれ言われないように、政治家主導で決めるというもので、
マスコミからもおおむね評価されています。

しかしあれは、安倍政権が散々主張していたものですよね?
安倍総理の時はマスコミは「お友達内閣」だとか揶揄しておいて、
今回民主党に何も言わないのは、明らかにアンフェアです。

安倍元総理に関しては、バカの一つ覚えのように
「投げ出した」などと揶揄されますが(私に言わせればあれは「いじめ自殺」)、
「戦後レジームの見直し」という、
民主党政権以上の抜本的な改革をしようとした安倍総理は、
既得権益である各種団体、その中のマスコミにとって都合が悪いために、
よいことでも無理矢理バッシングされていたのではないか、
という疑問は、ますます強くなりました。

さらに先ほどのアメリカの例と合わせて考えるに、
言い返してくる外国は批判できないけど、言い返してこない安倍氏はいくらでも叩ける。
「弱い者いじめ」が大好きなマスコミの現状も見て取れます。


さらにもう1つ民主党の政策についてですが、日教組の言いなりになって、
教員免許更新制廃止に打って出るというニュースもありました。

特に私あたりの世代にとって、日教組教育というのは
「思想強制」以外の何ものでもありませんでした。
(日教組の思想が好きな人にとっては思想強制には感じなかったでしょうが)
現に私も、クラスの何人かで日の丸弁当を作っていたところ、
担任から「日の丸は許さない」などと思想強制を受けた被害者でもあります。

そして平和ボケの一般国民でも、
日教組に対しては元々は批判的な意見の方が多いようです。
日教組をキツイ口調で叩いた橋下知事の発言の支持が高かった点からも伺えます。

ただし今回の選挙では、教育問題は争点から除外されました。
今回の民主党の勝利は、官僚内閣制の打破という改革が期待されてのものですが、
日教組という古い硬直した権力の扱いについては、
むしろ改革が大きく後退する印象は否めません。
今回の選挙で、マスコミはもちろんのこと、国民も、

「金のために教育を犠牲にした」
「日教組に思想統制された若い世代を犠牲にした」

とも言えるでしょう。
安全保障だけでなく、教育までも犠牲にしたということです。


最後に、雑誌で民主党が外国人参政権などをマニフェストから隠した点を批判した、
民主党所属の土屋都議会議員を、民主党が「倫理委員会」で審議することに決定したそうです。

民主党は公開で議論することもなく自党所属議員の処分を検討し、
(どこが「民主」なのでしょうか?)
マスコミもこのことは報じていません。

民主党にとって「本当に」都合の悪いことは、
政権とマスコミが結託して隠蔽するのでしょうか。

この国は一体どうなっていくのでしょうか。

28 コメント

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Unknown (和食健康)
2009-09-13 23:10:33
>さらにもう1つ民主党の政策についてですが、日教組の言いなりになって、教員免許更新制廃止に打って出るというニュースもありました。

衝撃な出来事の一つですね。
「ゆとり教育はNO」といった風潮になりかけているところ、この教員免許更新制度廃止が決まると、サラリーマン教師が増えて「教師の過酷な労働に休みを!」なんて声が聞こえてきそうです。

となると、学校を休みにすればいいじゃないといういつか来た道を歩む結果になり、学習時間短縮の末、生徒の学力低下の現象が起こるかもしれません。
サラリーマン教師が増える事で、生徒の相談なんか親身になってられるかよの考えの末、イジメや生徒の自殺者も増加しそうです(極端かもしれませんが)

最大は教科書の内容が昔のように、「日本は侵略戦争を起こした悪い国」の記述のもとで授業で教えるようになる可能性も高いでしょう。

田母神氏が身を挺して自虐史観からの脱却を広めて世に広く浸透しつつあったところに、未来をになう子供達が自虐史観漬けになってしまうとは・・・悲惨な未来しか残されていないのかも。

そういえば麻生首相の自費とはいえバー通いがメディアに庶民感覚ではない、と連日叩かれていましたが、何故か鳩山代表の長嶋名誉監督も通っているという居酒屋(だったかな?)通いのほうがメディアの受けはいいようです。
えらく好意的に報道していましたからね。






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愚かな保守派と国民…、恐ろしきマスコミへの根回し (かず)
2009-09-14 00:34:11
こういう惨状(少なくとも保守派、護国派にとっての惨状)になるのは、とうの昔に分かっていた筈で、民主党と一蓮托生の(笑)既存マスコミが垂れ流すニュースに一喜一憂する気が分かりません。
(僕は、既存マスコミが流す報道の方向性、情報の惨状を嫌というほど思い知らされてきたので、ニュースなんぞ見ません…。ネットも結構酷い)
保守派は今更何を騒いでるんだという気がします…。
「だから、9条改正の重要性を全国民に喧伝出来ない、緻密な戦略も行動力も無い、内輪だけで盛り上がることしか出来ないカスなんだ」とも思ってしまいます…。

>報道の自由(主に権力への批判の自由)などと声高に主張するならば、外国に対しても批判するのが筋です。

外国籍者の組織である大韓民国民団(民団)が、(日本の政党である筈の)民主党の支持を表明したという前代未聞の事態について、民団を批判したり、「これは公職選挙法に反するんじゃないの?」と民団や選管に対して質問するマスコミがあって然りなのですが、1社もなく…。
この件だけでも、日本のマスコミが外国と圧力団体に弱いのが良く分かります。

それにしても、民主党のマスコミ(中央・地方に関係なく)に対する根回しは凄まじかった様で…。まぁ、政権を奪取する為なので、この様な戦略・戦術は当たり前と言えば当たり前ですが…。以下の動画で赤池氏が地元・山梨における民主党とマスコミとの、ただならぬ関係について語っています。
2/5【討論!】負けるな日本!どうする日本!?[桜 H21/9/4]
http://www.youtube.com/watch?v=NGQrljfzN_U
また、水島社長が自民党の選挙コマーシャルと、そのコマーシャルを作成した大手広告代理店の不自然な点を指摘しています。(総括が重要なのは分かるのですが…、自民党・保守勢力立て直しの為の身内批判だけでなく、マスコミ等における情報戦の実態と、それに対する戦略や、乞食と化した国民に対する啓蒙をどうするかということにもっと重点を置いてほしかったです…。事の本質を分かってるのこの人達?)

この民主党のマスコミに対する根回し(というか工作?)は、大東亜戦争時における支那、冷戦時におけるアメリカとソ連、そして現在の特定アジアや反日勢力が好んで行う、情報戦をベースとした工作活動を彷彿とさせます…。

話は若干逸れますが…、2chのニュース速報系は見ていないのでどの様な具合になっているのか分かりませんが、少なくとも2chの規制議論板等は概ね民主マンセーで、民主批判をすればネトウヨのレッテルが貼られる状況は相変わらずです。
まぁ、掲示板やブログ、サヨク・リベラル・ノンポリに関わらず、民主マンセーの言論ばかり…、芸能人の端くれが書くブログも、こんな内容のブログが幾つもあり…。↓
争いはよくない…
http://ameblo.jp/ryosuke-matsukawa/entry-10339760565.html
上手く記せませんが、サヨクな空気が充満した演劇界⇒大東亜戦争を批判する内容の演劇を上演⇒その舞台を演じた人or演劇を見た人が、その内容をブログに書く(9割以上は肯定的内容になるのは明白)という様に、サヨク的思想?が伝播していくという構図は、どことなく情報戦を想起します。(どうせ、キチガイ・偏執狂の妄想と言われるのがオチですが…)

>アジア人主導の組織(スポーツ競技や各種賞モノ)を設立すること自体は、理想論としては賛成です。

僕もそうなのですが…、東アジア共同体については反対です。
東アジアと言えば大体、日本、支那、韓国、モンゴル、そして国と認めていいのか?と思う北朝鮮を指すと思うのですが、EUに加盟しているヨーロッパ諸国とは異なり、東アジアの各国は、経済状況、生活環境、通貨に対する信用、そして価値観に凄まじい開きがありますし、どう考えても強大な権力と国力を持った支那(中国共産党)主導にならざるを得ないと思うので、少なくとも中共が崩壊していない現時点で、東アジア共同体を推し進めようとするのは反対です。
斜め上を行くサヨクな人であれば、「東アジア共同体という発想は、戦前の大東亜共栄圏という危険な発想と同じじゃないか?」と、1人くらい主張しても良さそうな気が…。
やはり、特定アジア有利な発想に対しては、イチャモンつけないんですね。
(そう言えば、支那、韓国、北朝鮮を除いたアジアで共同体を作った方が遥かにマシだという意見がありましたね…)

また、話は逸れますが…、上記の動画(何番目だったか忘れましたが…)にも出てきた話ですが、地方分権という流れを是とする報道、空気がほぼ100%占めている現状に不安感というか危機感を覚えています。
確かに中央集権には弊害があります。特に政治だけでなく経済まで中央に集中させてしまったが為、特に戦後は東京に人口が集中し、地方の産業が衰退し疲弊する状況を招いているのは事実です。
しかし、今地方分権を行ったところで得をするのは誰でしょう?(因みに、中央の官僚を庇っている訳ではありませんので…)
上記の動画で、西川京子氏が言っている地方の首長や、公務員、腐れ労組だけでなく、外国勢力が得をするのではないでしょうか。(市町村合併により、古来から伝わる地名が消えていき、合併後、市町村名が平仮名になったり、横文字が使われた地名になっていっている現状にも違和を感じます…)
日本に住む外国籍者や、その人々を支援するグループが「地方の参政権くらい与えろ」と主張していることを考えると、国防や、国防に対する国民の意識が脆弱なこの状況で地方分権を行うのはにとって非常に危険だと思います。
(ただ地方分権を否定したり、保守しているだけでは、国際社会の競争では勝ち抜いていけないかも知れませんが…)

中途半端な書き込みですが、今日のコメントはここまでで…。
返信する
>和食健康さん (太一)
2009-09-14 01:39:22
>「日本は侵略戦争を起こした悪い国」の記述のもとで授業で教える

私が学生の頃は、さらに朝鮮戦争で利益を得、世界で環境破壊を繰返す、
世界の悪の根源であるかのように教わりました。

まあそのくらいの偏向教育を受けたほうが、
私みたいに反発する人間を多数生み、将来的には好都合かも知れませんが(苦笑)。

>麻生首相の自費とはいえバー通いがメディアに庶民感覚ではない、と連日叩かれていましたが、何故か鳩山代表の長嶋名誉監督も通っているという居酒屋(だったかな?)通いのほうがメディアの受けはいいようです。

こういう偏向報道は最低ですね。
そんな簡単な矛盾に気が付かない国民にも問題はありますが。
返信する
>かずさん (太一)
2009-09-14 01:40:34
>保守派は今更何を騒いでるんだ

当然予想できたことですが、
予想していたとしても、その都度問題点を指摘はする必要があると思います。
既存保守の言い方では効果は期待できませんが、
その分我々世代が主張していくべきでしょう。

>「だから、9条改正の重要性を全国民に喧伝出来ない、緻密な戦略も行動力も無い、内輪だけで盛り上がることしか出来ないカスなんだ」

既存保守のダメさについては一理ありますが、
日本の最高権力者であるマスコミが保守の主張を隠蔽する以上、
保守としては暴力革命以外にやりようがないとも思います。

元々この状況が作られたのは、日本が敗戦し、外国の介入を招いたのが原因です。
島国根性丸出しの日本人にとって、それ以降はどうしようもなかったと思います。
一度惨敗すると一気に外国の犬になる方向になだれ込む性質があるためです。
(当時をよく知る世代の方が書いた某書籍にそのテの話が書かれていますね。)

特に9条改正については、実際に多くの日本人が外国軍隊に殺されない限り、
改正の気運は生まれないと思います。
この平和ボケは、保守の怠慢という次元の問題を超えていると思いますね。
元々外国の犬になる性向がある訳ですから。

>サヨクな空気が充満した演劇界

舞台を観る日本人はほとんどいないのでいいのですが、
テレビや映画は少々問題ですね。
「めぐみ」がNHKで放送されないところからも、
日本の放送界がいかに近隣諸国の犬になっているか分かります。

>東アジア共同体については反対です。

確かに東アジアというより、アジア全体にすべきだと思います。
あと私が言っているのはあくまでスポーツや賞モノのような文化面についてです。
政治的にはやはり中共や北朝鮮は危険です。

>斜め上を行くサヨクな人であれば、「東アジア共同体という発想は、戦前の大東亜共栄圏という危険な発想と同じじゃないか?」と、1人くらい主張しても良さそうな気が…。

確かにその発言が出ないのは、左翼の堕落を示していますね。
大東亜共栄圏こそが彼等の主張する侵略の根本ですからね。

>地方分権という流れを是とする報道、空気がほぼ100%占めている現状に不安感というか危機感

しばらくは我慢するしかないかも知れません。
というのも、比較的右寄りと思われる最近の人気知事、
東国原知事や橋下知事も、知事という立場上地方分権を是としているためです。
左も右も支持しているとなると、どうしようもありません。
やはり一度危険な目に遭わないと、平和ボケの日本人は
国家主権の重要性に気が付かないと思います。
これは保守の怠慢というより、日本人の性向に起因すると思います。
返信する
初めての書き込みになります。宜しく御願いします。 (影丸)
2009-09-14 22:13:41
>かずさん

現実を受け止める事は大切ですがいつまでも憂いているだけでは何も変わらないばかりか悪化していくばかりだと思うのです。

我々はこれからどう言った行動を取るべきなのかアイデアを出しながら建設的にやり取りをしたいなと思っているのですがどうでしょうか?
返信する
日本人は近代政治に向いてない。という嘆きのみ… (かず)
2009-09-15 00:40:38
>太一さん
>地方分権
>しばらくは我慢するしかないかも知れません。

多分、何から何まで地方に分権すべきかという論調もロクに出ず、議論もきちんと出来ないままに、済し崩し的に地方分権が推し進められてしまいそうな気が…。
上記の動画(何番目かは忘れましたが…)で馬渡氏が言われていましたが、議員定数の削減というのもどうかと…。(この人の主張全てに同意する訳ではありませんが…)
橋下徹氏が知事になる前、「たかじんのそこまで言って委員会」だったかで、「膨大な数の官僚と対峙しなければならないのだから、議員を削減するのはおかしい。逆に増やすべきだ」という主張をされているのを見て、「自分はそういう考え、視点がなかったなぁ」「確かにそういう考えも頷けるなぁ」と思ったことがありまあす。
まぁ、国民の政治センスが最悪なので、現状としては国益に背く政治家が多い状態なのですが…、だからと言って、削減すりゃ良くなるという問題ではないと思います。
政治家を削減して得するのは誰なんだろう…と、変な勘繰りもしてしまいますが…。
政治家の給与にしても、削減するか否かの議論は一向に構いませんが、ただ高過ぎるから減らせというのもどうなんでしょう…。
給与が、政治活動に関わる諸経費により消えていくでしょうし、マスコミでは報道されずとも、きちんと国益を考えた政策に打ち込んだり、公の為に奔走している政治家も居るでしょう。(売国的な政治家、政治屋が大勢いますが…)
更に話は逸れますが…、支持していない政党に支払われているとの批判が多い、政党助成金も考えものです。(一応、票数に応じて分配されてはいるわけですが…)
言うなれば、税金を納めている外国人も、政党助成金を名目に、政党に口出し出来るかも知れません。(普通は、外国籍者は相手にしませんが…)
政党助成金を無くしたとしても、目先のクリーンさを求める世の中ですから、政治活動の為の献金集めも叩かれたり、もしかすると、間接的にでも外国勢力から献金を受け取ることも考えられるし…。
政治家が政策に打ち込める環境が出来ればいいのですが…。

それにしても、完全なプロパガンダ装置になっているマスコミ(テレビ、ラジオ、映画、書籍、ネット等問わず)、情報戦の実態、民主主義という名の近代政治に全く適合していない日本人を分析せず、今まで楽観論で胡坐をかくか、馬鹿の一つ覚えの様に、サヨクと同レベルの政治家批判に終始し、ロクな戦果を挙げてこなかった日本の保守派も、結構酷いです。


>影丸さん
太一さんのブログに無理矢理誘導しておいて何なのですが…、一応人様のブログなので、いきなりコメンテーター同士の遣り取りから入るのではなく、ブログ主のエントリー記事や主張に何らかのコメントをした上で、コメンテーター同士の遣り取りに入る方が、良い様な気がします。(人様のブログで、書きたい放題しておいて何ですが…)

>我々はこれからどう言った行動を取るべきなのかアイデアを出しながら建設的にやり取りをしたいなと思っているのですがどうでしょうか?

これは、僕に限らず、太一さんや、小山さん、そして他のコメンテーターの方々にも参加してほしいテーマですが、現在の惨状を見る限り、簡単にアイデアは出てきませんし、何しろ僕自身が行動力に欠いてますから…。
効果があると思われるアイデアは何も思いつきません。
返信する
情報は不透明になる規制される (ふしぎ)
2009-09-15 23:16:54
メディアがことさら中道・右派の意見を封殺してるのはここにいらしてる方々は承知だと思います。ところがネットでも政治に無関心な人と、テレビと新聞しか情報源のない人にとっては未だに「言論の自由」は存在しています。この意識の差は物凄く恐ろしい事で、「誰かにとって都合のいい情報だけ」公開されていても、公開されたことが全てと錯覚します。

もう今夜が山場になるんでしょうが・・・文部科学大臣の話が全く流れない。輿石さんが参院で二人入閣させるって言った事は放送されとりましたが、党の中核にいる人でそれなりのポストが与えられるはずの輿石さんの動向は流れてきません。それだけでも怖い。

閣僚の話のはずが、党の幹事長の(小沢さん)機嫌を損ねないように組閣しなければならない事への非難や報道さえありません。派閥がないからとテレビでは言ってますが嘘ですよね。ちゃんと住み分けしてる。だけどそれは派閥とは違うのよって・・・言葉狩りの後は言い換えですか(苦笑)

初めての政権交代だから暫くは優しく見守ろうなんて空気ばかりを垂れ流していますが、この不景気の中、経済対策をほとんど示していない党がどんな組閣をするのかは物凄く注目されていいはずです。外国で「反米」と報道されていることもテレビは知らん顔。

おりしも、折角1万円台に復活してた株価も下がり円高が進んでます。生産もできず輸出もままならず、その中で最低賃金千円っちゅうのはどう考えても日本人の失業率は上がるということです。職業訓練してもらたって就職できる企業がなかったらどうしようもない。

私のような素人でも、補助金と無駄を省いたのが資金源ってのには無理があるとすぐにわかります。でも報道されることはほとんどありません。報道しない事が民主党政権とメディアの利益になるのであれば、公開される報道は当然全体像をぼやかす為のエサでしかないと想像できます。

散々透明性や公開と叫んでいるのに、自分達が犯した犯罪については全く説明も公開もなされていません。で、今の状況を考えると・・・民主党の中の保守は完全に封殺されているので、希望が持てる要素は全く持ち合わせておりません。

政策に反対なのに「政権交代」させた人達をほんと恨みたくなります。ひとつだけいい事があるとしたら、我が家には子供がいないってことです。適当な年寄りなんで希望がなくても生きてはいける。こんな日本に誰がした・・・・

最後に「保守」について、運動しなかったからとか動かなかったとか、少し違う意見でつぶしあったとか、色々言っとりますが多少はあるでしょう。でも一番は保守が一番貧乏だからです。金を持っていない。だから自分も動けないし人も集められない動かせられない。外国人団体・市民団体等、どこからあれだけ資金を集める事ができるのか・・・結局は左と言われる人達の金に社会は動かされているのです。私はそんな社会、断固として異を唱えます。
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自分に都合のいい言葉 (かず)
2009-09-16 18:41:57
いつもの様に、エントリー記事から逸脱したコメントです…。

上記の動画で、馬渡氏も言われていましたが、マスコミに限らず、現在与党となった民主党、共産党を初めとする野党、あるいは多くの国民が主張している「政治に庶民の目線を」「庶民感覚の政治」って一体何なのでしょう?(「庶民」という言葉は左翼の階級闘争を彷彿とさせる言葉です…)
そもそも、「庶民」という言葉自体が漠然としていますが…、庶民感覚、つまり大衆に受ける政治を行えばそれでOKということでしょうか。
クリーンに見える人であれば支持。増税を唱えず、様々な手当・補助金拡充をしてくれる人であれば支持。という感じ?
育児手当を初めとする手当は、現代社会において、ある程度必要だと思うので仕方がないとは思いますが、だからと言って、手当拡充を初めとした目先の政策に踊らされたり、政策の違いを検討せずにイメージだけで投票すること自体、非常に愚かなことだと思います。
外交・安全保障は蚊帳の外で、殆ど頭になく、内政、特に社会保障関係、その中でも金銭に関することに執着を見せる有権者。(それを全て悪いことだと否定する気はありませんが)
ということは、金銭や、自己のことだけを考えていればいいのが、「庶民感覚の政治」ということでしょうか。
また、多くの国民は、「私は庶民だから~」という様に「庶民」という言葉を使って、現在直面している問題から逃避し、政治家に丸投げしているのではないでしょうか。
確かに、国民は政治家を選挙で選ぶことにより、当選した人物に政治を委託。あるいは自衛隊や警察に権力を委ねる代わりに、国民の安全を守ってもらっている訳ですが、だからと言って、「政治家や国家機関に何から何まで丸投げして、国民は協力しなくても良い」ということにはなりません。
例えば警察の場合、指名手配犯を見かけたにも関わらず、「私は関係ないから」ということで、警察に通報しなくていい訳ではありません。
協力することにより、自分達の利益に繋がることが往往にしてあるにも関わらず、「私は関係ない」「そんなものは国に任せてある」「私はそんなこと分かりません」で問題を無視、先送りしている様では話になりません。

以前にも記しましたが、「平和」という言葉を、いとも簡単に濫用する現代社会にも多いに疑問があります。
「あの戦争からまだ数十年しか経っていない。戦争の悲惨さを語り継いでいくことで、平和を守っていこう」というのが現代日本の主流でしょうけど、果たしてそれで「平和」が保てるのでしょうか?
それこそ9条を信奉している人々の考えに繋がりますが…、日本が防備を捨て、丸腰になれば平和が保たれるのでしょうか。
そもそも、平和とはどういうことなのかを分かっているのでしょうか。
やたら、「平和(ピース)」という言葉を使いたがる人は、平和を維持する為の並並ならぬ努力と、その現状を全く理解していない、理解しようともしていない、結構卑しい人達だと思います。

>ふしぎさん
>でも一番は保守が一番貧乏だからです。金を持っていない。だから自分も動けないし人も集められない動かせられない。

ふしぎさんの主張にも同意します。これは小山さんも指摘されていたことです。
反日勢力は国内に限らず、日本を取り巻く全ての国家から資金援助を受けていると見て、まず間違いありません。それに比較すると保守派の資金力なんぞ微々たるもの。
しかし、あらゆる知恵を振り絞って資金を掻き集め様とする能力も、行動力もない日本の保守派は、やっぱりおかしい。
返信する
>影丸さん (太一)
2009-09-16 20:29:47
はじめまして。

これは影丸さんに向けてというより、皆さんに向けて申しあげたいことですが、
私は色々な方向を向いた人達がいていいと思っています。
(売国ではなく、大まかに向いている方向が同じならば)
例えば全員が「行動派」になる必要はなく、
行動する人が、行動しない人のアイディアだけもらって行動してもいいと思います。
行動派の一部の人達の中に、行動しない人を見下す傾向があるようですが、
そういうのはあまりよくないと思います。

他にも最近、右系の人達の中のいざこざが多くなっているように見えます。
(「つくる会」の内紛もありましたが)
左系の人達はかつて内ゲバで殺し合いまでしましたが、
それは反面教師としていきたいです。

内ゲバを防ぐには、あまり「集団思考」を目指さないことも重要だと思います。
ハーグ竹島さんは以前、「付いたり離れたり」がいいと言われていましたが、
(「付かず離れず」もいいですが)
そういう「大同小異」の姿勢は重要だと思います。

ところで既に参加されているかも知れませんが、
1つのサイトをご紹介します。

FreeJapan
http://sns-freejapan.jp/?m=portal&a=page_user_top

ここにはポスティングを数多くこなしている方が多くいらっしゃいます。
そういう方々を参考にすれば、さらに効果的かも知れません。
返信する
>ふしぎさん (太一)
2009-09-16 20:31:20
>一番は保守が一番貧乏だからです。金を持っていない。

それは一番大きいでしょうね。
その点を指摘される方もいらっしゃいます。

その理由は、私はやはり、左翼には外国がバックにあるからだと思います。
日本では、国民もマスコミも国家もみんな外国に弱い。
(その理由はこのブログでいつも書いていますが)
外国がバックにいる権力者には、資金も情報も遠く及ばないということでしょう。

ですから、多数派の一般国民が外国恐怖症を克服するしかないと思います。
それを促すためのお金も不足していますので、
結局は外国からの目立つ動きによる危機感くらいしか、
今の国民を一気に目覚めさせる方法はないように思います。
その間、私たちはせめて、疑問の声を上げ続けていくしかないと思いますね。

1つだけ希望があるとすれば、
国民の多数派は左に反抗しないだけで、
「左の思想を心から信じてはいない」、ということです。
9条改正反対はたまたま「9条は世界の誇り」という文句に騙されているだけで、
他の場面では、かつての重慶のサッカーアジア杯の反応など、
左翼が好ましく思わない反応を国民が採ることも多々あります。
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