07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

12月23日内本町~南吹田残り

2007-12-23 21:59:37 | 活動報告
【調査地】内本町界隈~南吹田
【参加者】3名
【調査した木】4本。合格4本(今日の調査範囲で97年大木は2本)
【樹種】 クスノキ2本、イチョウ2本
【調査個所】 内本町1本、南高浜町2本、南吹田1本
【今日のトピックス】今日で全市域の調査が終了、最終の調査日となった。
午前中は内本町周辺で積み残し箇所、内本町大雄院ではクスノキ1本(97年343→361cm)、南高浜町の寺院2ヶ所でイチョウ各1本ずつ、午後からの南吹田5丁目民家でクスノキ1本(97年200?→277cm)を調査した。
この結果、吹田市全域での大木トータルは918本となったが、最終的には若干変動する可能性がある。


【主な内容】
①内本町大雄院のクスノキは葉の繁りは良いものの地上0.5~3m高にかけ、大きく樹皮がはがれているのが、残念である。

尚、本堂に向かってクスノキの反対側(西側)、門の入口内外にセコイアメスギ7本(門の内側4本、外側3本)が植えられていた。生長が早い木なので今後の伸びを楽しみに、幹周りを測定・記録(北から131cm、86cm、98cm、113cm、106cm、100cm、125cm)しておくこととした。

②南高浜町の某寺院にイチョウが2本並んでおり、外から見ると奥(北側)のイチョウが大木ライン到達と見て、調査を申し込んだが断られた。未調査ではあるが200cmで大木合格とした。

③南高浜町正福寺のイチョウは幹周り241cm、しかし上部は4.5m程度で切断され、幹下部はかなりの部分の樹皮が無いあばた面で、瀕死の状況にあると思われる。
住職さんから310年前の木と言い伝えられていること、またイチョウの実が生るとお聞きした。幹周りはあまり大きくないものの、枝きりが集中している3m高の所に、イチョウの老木に見られる気根の1種、いわゆる「イチョウの乳」が下垂しており、古木であることが伺われる。


④午後からは南吹田5丁目民家のクスノキ、いままで何回か訪問したもののご家族が不在、また電話も通じなかったので、今日、調査出来ない場合は未測定のまま大木ありとする予定であったが、ご主人が在宅され調査することが出来た。
幹周り277cmで前回200cmに比し大幅増となっているのは、前回未測定だったかもしれない。尚、庭は2.5mほど高くなっていたが、平成5年に家を建て替え時に盛り土をして埋めたとのこと、従って、この木の真の幹周りは300cm近いと推定される。


【今回までの調査結果累計】
▲調査した木 1037本 (内合格 918本・・・・・97年報告数 420本)
▲調査協力者数 延べ 444人