07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

12月12日山田南・山田西~千里第4緑地残り

2007-12-12 22:33:18 | 活動報告
【調査地】山田南・山田西~千里緑地山駅周辺残り
【参加者】10名
【調査した木】15本。合格14本(今日の調査範囲で97年大木は2本)
【樹種】 クスノキ5本、メタセコイア・ソメイヨシノ各2本、センダン・カスミザクラ・アラカシ・アベマキ・コナラ各1本
【調査個所】 山田南(武田薬品)7本、山田西1丁目5本(郵政2本、シーアイ2本、墓地1本)、高野台5丁目(千里第4緑地)2本

【今日のトピックス】武田薬品研修所で7本見つかったことなどで14本確認し、トータル大木本数が900本の大台を越えた。97年調査報告2本のうち1本は健在だったが、山三小南門前エノキ(250cm)は切断後の切り株のみが残っていた。
山田小川・山田下共同墓地のアラカシ、9月に伐ることを検討されているとわかり、環境会議より「切らないで」のお願い文を出したが、5m高さで切られたが、2ヶ月たっても新芽が見られないのが気にかかる。

【主な内容】
①武田薬品研修所では係りの方の案内で所内を一巡し、クスノキ4本、メタセコイア2本、ソメイヨシノ1本を確認した。中でも一番大きなクスノキは7本立ちながら、断面積法幹周り303cmと立派な木であった。また、メタセコイアは2本244cm、234cmと立派に育っていた。
②山田西1丁目では郵政住宅内でソメイヨシノとクスノキが合格した。クスノキは1本立ちではあるが2本がくっついたような木で266cmあった。
③シーアイハイツのセンダンは97年調査結果で保護樹木に指定されている木で、隣地に「いのこの里」が建設されるとき大きな枝が何本か切断されたが、しかし、幹周りは205→242cmと順調に伸びていた。また亥子谷バス停から見えるカスミザクラは、6本立ちながら203cmで合格した。
④山田西1丁目高台にある旧山田村小川・下共同墓地のアラカシ、墓地利用者から落ち葉が多いとして切ることが決定し、高さ約5mで切断された。2ヶ月になるが、根元周辺に新葉が見られたものの、幹には新芽はなかったので、今後の推移を見守りたい。
⑤高野台千里第4緑地内でアベマキ・コナラの2本を確認した。里山として利用されていたときに伐採されたあとの萌芽更新されたと思われる3本立ち、2本立ちであった。
⑥武田薬品のメタセコイア、千里緑地ホタル道入口からのコナラの紅葉が見事であった。

【今回までの調査結果累計】
▲調査した木 1024本 (内合格 906本・・・・・97年報告数 418本)
▲調査協力者数 延べ 437人