07年大木・10年ツバメ+2017年大木調査

10年前の大木は420本。12年前の巣は420個。さて今回は?

6月6日(水)大阪大学・水遠池

2007-06-07 00:12:17 | 活動報告
【調査地】大阪大学・水遠池
【参加者】4名
【調査した木】12本。合格10本(今日の調査範囲で97年の大木は2本)。
【樹種】カロリナポプラ3本、クスノキ2本、
コナラ・ナンキンハゼ・イチョウ・メタセコイア・ヒマラヤスギ・ソメイヨシノ各1本、

今回の調査区域での97年時点の大木はクスノキ1本、ポプラ1本であった。
クスノキは健在であったが、ポプラは切り株だけが残っていた。

【主な内容】
①水遠池東側の遊歩道でナンキンハゼ1本、更に、池に枝を張り出したコナラが1本あった。このコナラは5本立ち、断面積法で307cmの大木であった。

②阪大千里門すぐの左側にあったイチョウは230cm、しかし全体が枯れ木となっており、所々に数えられるほど葉がついているのみであった。
千里門のカードマンの話では、数年前、根元付近に駐輪場設置したが、そのためアスファルト舗装をしたことが原因だろうとのことであった。

③工学部化学系C1建物の中庭のクスノキ(2本立ち)は307cm+147cm、断面積法で340cmとなった(中庭のため前回気づかなかった)。
大阪大学がこの地に移転して40年前後と思われるので、当初、相当大きなクスノキが植栽されたと推定される。

③応用自然科学系建物の近くの山の斜面に2本立ちの大きなアベマキがあった。
その西側の1本に西向きの大きな傷口があり、樹液が出ていてスズメバチが飛び出したので測定を中止した。
スズメバチの活動がおさまる頃、再調査したい。

④体育館前にカロリナポプラ2本(何れも207cm)があったが、97年調査時のポプラ206cmに相当する木が見つからなかった。
近くで作業をしていた人から台風で傾き伐採されたと聞き、その切り株の場所を教えてもらった。
切り株は長径70cm、短径60cmあり、前回調査木相当(幹周り2m以上)の木であることが確認できた。

⑤大学構内が広く調査に時間がかかり、万博公園テニスコート周辺の調査は後日に回した。