adequately

口癖は「適当に」。そんな【たあ】のひとりごと。

ニッカウヰスキー

2008-09-15 21:06:40 | ブライス
少し前の話ですが。

仙台市青葉区ニッカにある、ニッカウヰスキーの仙台工場(宮城峡蒸溜所)へ出かけました。

仙台の郊外にある自然豊かな場所で、創業者である竹鶴政孝がウィスキーの製造に適した空気や水を求め、宮城峡にたどりついた、と言われています。
他には北海道の余市にも蒸溜所があります。

一番の目的は、工場見学の後のウィスキー試飲でした。

しかしながら、ウイスキーの製造過程について説明は大変に興味深く、とてもためになる工場見学でした。

ブライスを連れて行ったので、パチリしてきました!

まずは受付です。
工場のほぼ真ん中に大きな池がありました。



待合室にて、工場見学開始までしばらく待機です。


さて見学開始!
キルン塔という建物で、麦芽を乾燥させます。
乾燥するために、ピートという炭を使います。
ピートは、ヨシやスゲなどの植物が堆積して炭化したもので、香りは産地によって違うそうです。
これがピートです。草の香りが強く残っていました。


次は仕込み棟です!
オットの後姿も激写!(笑)


乾燥させて砕いた麦芽に温水を入れ、麦汁を作ります。
麦芽に含まれる酵素が働いて、でんぷんが甘い麦汁になるのです。
コンピュータで管理されており、スタッフが3交代で24時間、釜のチェックをしていました。


こちらは発酵釜。
麦汁に酵母を混ぜて、発酵させてアルコールに変える工程です。
ビールのようなものができあがるそうです。


次に蒸溜です。
発酵液を過熱し、アルコールを取り出す工程です。
ポットスチルで加熱するのですが、宮城峡ではバルジ型とよばれる型で、余市ではストレート型です。
型によって、原酒の出来方が違うそうです。
残念ながら、ポットスチルを近くで見ることができなかったのですが、下から写真をとりました。
創業者の竹鶴政孝の実家が造り酒屋だったことから、いいウィスキーができるようにと願いを込めてあるとのことで、しめ縄が飾ってありました。


できあがった原酒を樽に詰めて、貯蔵です。
長いもので、25年熟成されます。
ずらっと積み重ねられた樽のなんて立派なこと!
長い間の熟成の間に、豊かな香りと、琥珀色が身に付いていくのです。


熟成中のウィスキーの香りを香ってみました。とてもいい香りでした。


樽の中も展示がしてありました。
(なかなかのブライスサイズ!)


そしていよいよお待ちかねの試飲タイム♪
宮城峡で作られている3種を飲み比べました。
どのウィスキーも香りが高くて、おいしかったです。
25年のもの長い期間の熟成を経ているだけありました。


ニッカのロゴマークと。
重厚な感じがしてかっこいいです!



本当に楽しい工場見学でした。
ぜひ、機会があれば、いって見て欲しいです!
ニッカウヰスキー 宮城峡

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぜひ! (ゆら)
2008-09-17 09:29:48
ごぶさたしてます
何度か付近を通過するのですが、未だ行けず
行ってみたいなぁ
返信する
Unknown (たあ)
2008-09-18 19:09:55
>ゆら
 ひさしぶりだわん♪

 なかなか素敵スポットでしたよ。
 見所がたくさんあって、自然豊かでいい場所でした!!
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