アルタでは6月9日から環境週間で、その企画のひとつに3つの山を登ってくるとTシャツがもらえるというのがありました。どれも低い山なので早速でかけてTシャツをゲットしました。
髪も自分で切ってます。床屋にどうやって行くか分からなかったし、行ったところでどんな感じできるかなど話せないであたふたするストレスに耐えられないからです。特に冬場はずっと帽子をかぶっているのでほぼ人に見られないと思っています。(帽子を取ったときもぼさぼさ気味にしておく)
家族が来たときに、はさみ、すきばさみ、くし、散髪ケープを持ってきてもらいました。シェーバーとそのキワゾリ刃は必需です。その時に当然散髪してもらったのですが、それ以来、その道具を使って自宅で散髪しています。後ろと横は誰かに確認してもらって整えてもらっていました。今は自分で適当に切っています。こちらのお店でもよく散髪用のはさみが売っているので自分で整える人が多いのかもしれません。ひげ用かな?
自分で散髪しているという人はけっこういると思います。そもそも中学高校の頃にはバリカンでボウズにしていたときもあったり、長期のキャンプで自分で切ってる人はよくいました。阿川佐和子は20年以上自分で髪を切っているといいます。ネットで調べるとセルフカットの方法がたくさん紹介されていました。
ノルウェー人は編み物が大好きです。私もチャレンジしてみました。編み物好きの方に教わってとりあえずマフラーと帽子を作成。あまった毛糸でボトルカバーを作りました。
極夜での体験するために12月はアルタにとどまった。実に暗い。日が昇らなくても薄明るくはなる。最も暗いときでも数時間は薄明るくなった。ただし、天気が悪いときは本当に一日中くらいこともある。太陽が見られないと言うこと自体が影響しているようにも思える。朝が来ないので時間感覚がおかしくなって起きられなくなったり、その影響で眠れなくなったり、精神的にも具合が悪くなる。二日に一度、眠れるような感じになってしまった。ビタミンDのサプリメントも試してみたが効果があるのかないのかよく分からない。それと大学の授業が終わって人に会わなくなってしまったことも精神衛生上よくない。何だか何日も誰とも話さない日があったように思う。ネットでチャットしたり、ラジオを聞いたりしていたからなんとなく人とつながっているような気にはなれたが、気がつくとそれだけで実際に人と話していない日が続いたこともあった。
そして、1月20日頃に極夜は終わる。イギリス行きを先に決めていたのでアルタで初日の出を見られなくて残念。帰ってきてだんだんと明るくなっていく時は気持ちも晴れ晴れとしてくる感じになる。この季節の変化を分かっていれば待つこともできるのだろうと思った。
イギリス行きの飛行機内で太陽が少し見えた。しかし、イギリスに着くと雨ばかりでなかなか太陽が確認できなかったのも良い体験だったかもしれない。。
ノルウェーでは医者にかかるのは無料のようですが、歯医者は保険がきかないのでものすごく高いらしいと聞いていたので歯だけは大切にしていました。(後で調べたら18才までは歯医者も無料のようだ。ノルウェー人は歯のきれいな人が多いと思う。)
ところが夜中に暗がりで半開きになっていたトイレのドアに顔面をぶつけた時に前歯が当たってしまったようです。後日、焚き火で焼いたソーセージをかじったら前歯(もともと差し歯ですが)が半分欠けてしまいました。
さすがに前歯が欠けたらごまかしがきかないので、補修するために近くの歯医者に行ってみました。前歯の補修に1280NOK(2万円弱)でした。トホホ。
これでいつか日本に一時帰国するときに、本格的に治そうと思っていたのですが、年末になって補修したところが再度取れてしまいました。そこで再補修に行って再度1280NOK。ところが3日後にまた取れてしまってもう一度歯医者へ。今度は無料で補修してもらいましたが2日後には取れてしまいました。歯が欠けたままの年越しとなりました。
そして年が明け2日(こちらはだいたい2日には仕事が始まるようです)、新しい差し歯を入れようと覚悟してWEBから予約を取ろうとしたら、次に予約が取れるのは2月8日になるという返信がありました。他の歯医者にもあたってみたら、そちらは「混んでいて予約は取れないから他を探してみてください」という返信。
前歯なのでなんとかできないかと前に通った歯医者にもう一度メールしたら1週間後の1月8日に予約を入れてくれました。費用も聞いてみたところ1本6000~7000NOKからということ。差し歯は日本でも保険適用外の場合は高額になるし、1月は予定も入っているのでここで治すと覚悟して歯医者に通うことにしました。
これもいい経験になるか。
追記)
1月8日:差し歯の型を取った。1時間くらいずっと口を開けて作業したのと麻酔で猛烈に疲れた。とりあえず借りの歯が入ったので見た目はなんとかなっている。
1月15日:二度目の受診。差し歯を入れる。作った歯が若干大きいのか、上下の歯のかみ合わせに苦労していた。やはり1時間くらいかかって終了。
とにかく耐久性があることを願う。
厳冬期には自動車のバッテリーが弱まってしまうためか、オイルが冷えてしまうためか、窓が凍って霜がついてしまい、何にも見えなくなってしまうためか、よく分かっていないのですが、自動車ウォーマーMotor varmerを使う必要があるとのことです。エンジン部分を暖めるのとファンで室内を暖める機能があります。
日本でも寒冷地では使われているのかはわかりません。
車のフロントにコンセントが付いています。
電源ステーション
静岡の友人が何か送ってくれるというので楽しみにしていました。クロネコヤマトの国際宅急便で送ってくれたのですが、20日くらいで届きました。宅急便ですが宅配のシステムはありません。郵便局Postenで受け取れました。UPS(ユナイテッドパーセルサービス)のネットワークを使って送られるとのことです。速くて驚きです。5kgまでのパッケージで5920円となっています。しかも、オスロから確認の電話があったのですが、その対応してくれた方が日本語もできる人で助かりました。これはたまたまかもしれません。
ただし、日本でクロネコに持ち込んだ際には、内容物についてのチェックが厳しく、食料品などは送るのを断念したそうです。この辺の可否については不明です。
送ってくれた品物は、製麺機、メンコ、ミニカー、カセットテープ、カセットアダプター?、納豆混ぜ棒、味噌はかり棒、越中ふんどし、手作りアクセサリー、論文抄録でした。さてどうやって活用するかな、という品々もあります。
借りているアパートには薪ストーブがついているので試してみました(9月23日)。電気のヒーターも各部屋にあるのでそれでも十分に暖まるようですが、憧れの薪ストーブを使えるのでここでの冬はぜひ活用したいと思っています。morsøというデンマークのメーカーのようです。
燃焼効率が良いのか数本の薪を入れただけで部屋が暖まりました。薪はガソリンスタンドやお店に置いてありますが、どこで薪を調達するのが一番いいか、周りの人に聞いてみなければいけません。