明日、世界が滅びるとしても
今日、あなたはリンゴの木を植える
中高生の頃から開高健のファンで小説やエッセイを何冊も読んでいた。
そのどこかでこの言葉が出てきて、開高健の言葉だと思っていたが、そのもとはドイツの宗教改革者、マルティン・ルターの言葉だということを最近になって知った。
なぜか、私には今がその時という気持ちがいつもある。
今日、あなたはリンゴの木を植える
中高生の頃から開高健のファンで小説やエッセイを何冊も読んでいた。
そのどこかでこの言葉が出てきて、開高健の言葉だと思っていたが、そのもとはドイツの宗教改革者、マルティン・ルターの言葉だということを最近になって知った。
なぜか、私には今がその時という気持ちがいつもある。
家の近くに最近空き地になった土地がある。
わずかに30坪ほどの土地だ。
ここにはおばあさんが一人暮らししていたのだが、冬にぼやを出して立ち退き、
そのまま家は取り壊され更地になった。
そこはいつも通勤途中に通る道なので毎日のように見ることになった。
数週間で雑草が生え始め、夏頃にはうっそうとした草むらになっていた。
その様子を時には立ち止まってじっくり見てみると、これだけの土地なのに実に様々な種類の植物が生えてくるものだ。どこからやってくるのか、土の中にはシードバンクといって発芽しない植物の種が埋まっていて、条件が整うと芽を出すというが、何年もその土の中に眠っていたのだろうか。虫や鳥たちが運んできたのだろうか。
秋頃になって気づいたのは、それまでここら辺でこんなチョウを見たかなというような、チョウがそれも何種類か、その土地の周りで見かけるようになった。きっと草むらの植物が多様になってその植物を食草とするチョウが育ったのだろう。小春日和のその光景に、なんだか気持ちまで暖かくなったのを覚えている。
ビオトープとは、校庭に穴を掘って水をためて水生生物を繁殖させるものと思っていたが、本来は生き物の生息場所というような意味らしい。とするとこの近所の空き地はビオトープだ。こんな都会の待ちの中でも、条件が整えばすぐに生き物が帰ってくるとは、日本という国はまだまだ捨てたものではないななどとちょっと大きな可能性まで感じていた。
その土地も先日、「売地」の看板が立った。
わずかに30坪ほどの土地だ。
ここにはおばあさんが一人暮らししていたのだが、冬にぼやを出して立ち退き、
そのまま家は取り壊され更地になった。
そこはいつも通勤途中に通る道なので毎日のように見ることになった。
数週間で雑草が生え始め、夏頃にはうっそうとした草むらになっていた。
その様子を時には立ち止まってじっくり見てみると、これだけの土地なのに実に様々な種類の植物が生えてくるものだ。どこからやってくるのか、土の中にはシードバンクといって発芽しない植物の種が埋まっていて、条件が整うと芽を出すというが、何年もその土の中に眠っていたのだろうか。虫や鳥たちが運んできたのだろうか。
秋頃になって気づいたのは、それまでここら辺でこんなチョウを見たかなというような、チョウがそれも何種類か、その土地の周りで見かけるようになった。きっと草むらの植物が多様になってその植物を食草とするチョウが育ったのだろう。小春日和のその光景に、なんだか気持ちまで暖かくなったのを覚えている。
ビオトープとは、校庭に穴を掘って水をためて水生生物を繁殖させるものと思っていたが、本来は生き物の生息場所というような意味らしい。とするとこの近所の空き地はビオトープだ。こんな都会の待ちの中でも、条件が整えばすぐに生き物が帰ってくるとは、日本という国はまだまだ捨てたものではないななどとちょっと大きな可能性まで感じていた。
その土地も先日、「売地」の看板が立った。
環境教育としての動物園や水族館ってどうでしょう?
子どもの頃から両親に連れられてよく動物園に行っていたせいか、昔から動物園は好きで、大学生になってからもデートでなくて一人で近くの動物園に行ってました。
しかし、大学生くらいになると動物園に行きながら、動物がかわいそうになってしまうことが多く、だんだんと足が遠のいていました。
今、子どもができて、再び動物園や水族館に行くことが多くなってきました。子どもには、見せてみたいと思うのです。やっぱり動物との出会いは、センスオブワンダーだなと感じるからです。
最近の動物園、水族館は見せ物的でなく、意義を表現しているところが多いようです。生き物がかわいそうという気持ちは変わらないのですが、何か人間の側の大義名分で自分の気持ちが薄められているようにも感じます。
8月には子どもを連れて話題の旭山動物園に行ってきます。
きっと家族で私が一番楽しみにしています。
子どもの頃から両親に連れられてよく動物園に行っていたせいか、昔から動物園は好きで、大学生になってからもデートでなくて一人で近くの動物園に行ってました。
しかし、大学生くらいになると動物園に行きながら、動物がかわいそうになってしまうことが多く、だんだんと足が遠のいていました。
今、子どもができて、再び動物園や水族館に行くことが多くなってきました。子どもには、見せてみたいと思うのです。やっぱり動物との出会いは、センスオブワンダーだなと感じるからです。
最近の動物園、水族館は見せ物的でなく、意義を表現しているところが多いようです。生き物がかわいそうという気持ちは変わらないのですが、何か人間の側の大義名分で自分の気持ちが薄められているようにも感じます。
8月には子どもを連れて話題の旭山動物園に行ってきます。
きっと家族で私が一番楽しみにしています。
生態学では、生物が生きているという基準を生活環と表現する。
生き物は単に生きているだけではなく、生活を営む環境があってはじめて生きているとみることができるというのだ。
その生活とは、出生、死、生殖を含めた一生の循環であり持続可能な生活スタイルである。
現代の日本において果たしてどれだけの人が生活できているだろうか。
「生態学入門 日本生態学会【編】」を読んで
生き物は単に生きているだけではなく、生活を営む環境があってはじめて生きているとみることができるというのだ。
その生活とは、出生、死、生殖を含めた一生の循環であり持続可能な生活スタイルである。
現代の日本において果たしてどれだけの人が生活できているだろうか。
「生態学入門 日本生態学会【編】」を読んで
マンガもよく読みます。
最近読んだ自然系マンガ
マジンジラ
ラデック鯨井;つやまあきひこ
ソニ-・マガジンズ
リトル・フォレスト(ワイドKCアフタヌ-ン )1・2
五十嵐大介
講談社
猫楠(角川文庫 ) 南方熊楠の生涯
水木しげる
角川書店
最近読んだ自然系マンガ
マジンジラ
ラデック鯨井;つやまあきひこ
ソニ-・マガジンズ
リトル・フォレスト(ワイドKCアフタヌ-ン )1・2
五十嵐大介
講談社
猫楠(角川文庫 ) 南方熊楠の生涯
水木しげる
角川書店
特集2「環境教育」 学術の動向、日本学術会議、2006年4月号、Pp.31-85
毛利衛、進士五十八、阿部治、岡島成行、小澤紀美子、飯田稔、江頭基子、味埜俊、川嶋直、池田駿介・奥村俊行といった著名な方々が執筆されています。
毛利衛、進士五十八、阿部治、岡島成行、小澤紀美子、飯田稔、江頭基子、味埜俊、川嶋直、池田駿介・奥村俊行といった著名な方々が執筆されています。