考え方の不思議

2日前、携帯電話の事を書いたけど、人間の考え方って複雑だって改めて感じた。

最近の携帯にはカメラが付いてるが、出来ればカメラは自社のCMOSイメージセンサーが付いたメーカーの携帯がいいなと思って探す。愛社精神ね。ところがそれが高かった。。やっぱり安いのにしようと考えを変更。でもせっかく自分の会社で作った製品なのだから、高い値段で、かつたくさん売れて欲しい。会社に貢献するべきか。他のを買うと自社のライバルに1票を投じることになる。でも出来れば安く買いたい。。悩む。。

同じようなことはよくある。例えば動物番組。

＜ライオン特集の日＞
母親ライオンはなかなか餌が取れなくて、だんだんとやせ細っていく。何度も狩りにトライするも失敗。。生まれたばかりの子供ライオンは順番に餓死していく。最後の最後に母親ライオンがシマウマを仕留めた！ヤッター！！こうして残された２頭の子ライオンは生き延びた。もう少し早く、もう１頭シマウマを仕留めておけば餓死した子ライオンも生き延びていただろうに。残念でならない。もう少しシマウマの足が遅ければと悔やまれる。

＜シマウマ特集の日＞
母親シマウマはいつもどおり幸せに子シマウマを３頭連れて仲間と餌を食べていた。そこへ、憎き敵ライオンの登場である。一斉にシマウマは逃げ出すが、足の遅い子供シマウマが標的に。母シマウマは子を助けようとしてライオンの気を自分に向け、ライオンは母シマウマに向かってきた。必死で逃げる！がんばれ！逃げきれ！逃げ切ってくれ！と思う。しかし最後に力尽きて犠牲になってしまう！なんということをライオンはしてくれたのだ！！さっきまでの幸せな人生は絶たれてしまったでは無いか。。ライオンが憎い。。

本当、人間の考え方って不思議ね。