河井寛次郎

最近気に入ってる京都へ。

今回は河井寛次郎記念館へ行ってきました。
入館料が大人900円と思ったより高かったのだけど、せっかく来たからと入館しました。

河井寛次郎は陶芸家を軸として活躍した芸術家。でも結構、多岐にわたる作品があるのでマルチアーティストって感じでしょうか？
その住んでいた家が記念館として公開されています。

陶芸家だと聞いていたので、昔からの古典的な陶芸かと思っていたら、なかなか前衛的な作品が多くて、僕好みで気に入りました。
例えば、こんなの。2匹のウサギが向かい合ってキスしてるブロンズ像とか。



置いてある椅子や家具もなかなかオシャレでした。こんな家だったら普遍的だし、落ち着く感じです。



木彫りのこんな彫刻とかもあって、ユーモラスな感じ。



囲炉裏が一階の土間にあるのだけど、そこの雰囲気もかなり良かった。鉄瓶もとても素敵だし、五徳も欲しいぐらいのデザイン。



家の奥には立派な登り窯があったりして、なかなか見ごたえがありました。



アバンギャルドな感じもいいけど、このなんとも京都にモダンアートが自然に溶け込んだ感じのレトロモダン。いいです。