集団生活、共同生活という日々の生活の中で、どうしても使用してはいけない言葉の一つとして、「お待ちください!」「ダメです」という言葉があります。
ある利用者様が、職員へ「ちょっと、トイレに行きたかとけど」と言われます。
そこで職員は、「ちょっとお待ちください、この方を連れていきますので、その後に迎えに来ますね」と言いますよね、でも駄目なんです。「待ってください。ちょっと待って、」つい出てしまう言葉なのではありますが、言葉を変えて伝えようとすると「すみません、この方をお連れしてから、迎えにきますね。よろしいですか」と伝えるのが良いそうです。
でも利用者様にとっては、難聴の方であったり、認知症で理解が難しい方にとってはなかなか伝わりにくのですが、頑張って伝えています。
「ダメです」と言う言葉も、危険性等感じたらつい出てしまうのですが、この言葉も使用してはいけません。別の言葉として例えば、他の利用者様の物を自分のだと思い込み使おうとしていたら、頭ごなしに「ダメです!違いますよ!」と言うのではなく「申し訳ありません、別のを使用してもらえませんか?」と伝えます。そうすると利用者様にとっても機嫌を損なうことなく、気持ちを切り替えてもらうことができます。
日々生活している中での言い方、伝え方というのは、本当に大切な事です。
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