「身体拘束廃止の為にまず成すべき事・5つの方針チェックリスト」
1・トップが決意し施設が一丸となって取り組む
2・皆で論議し共通の意識を持つ
3・身体拘束を必要としない状態の実現を目指す
4・事故の起きない環境を整備し柔軟な応援体制を確保している
5・常に代替的な方法を考え身体拘束の場合は極めて限定的に とあります。
身体拘束を必要としない状態として、心身の状態を正確に評価し身体拘束を必要としない状態を作り出す事、問題行動が起きる何らかの原因を取り除く事を前提に生活歴等を十分に把握する事、職員の言葉かけが適当か、不安や孤独を感じていないか、身体的な不安や苦痛は無いか等を探ります。
具体的な方法として、当施設では低床ベッドや衝撃緩和マットを敷いたり、センサー類を使用し早目の対応に努めていたり、日中の活動量を増やしたり、適切なオムツ交換、身体の掻痒感の軽減、点滴等の医療行為を見えない様にする工夫、お話の傾聴に努めたりしています。今後も身体拘束を行わない取り組みを継続します。