身体拘束とは、高齢者が入所施設や病院等において、入所者・利用者の方を「治療の邪魔になる」、「事故の危険性がある」などの理由から、車椅子に身体を縛り付ける、ベッドを柵で囲む、部屋に閉じ込める等の行為のことです。このような身体拘束は、人間としての尊厳を奪うだけでなく、身体機能の低下や衰弱を招くこともあり、生命の危険がある等の緊急やむを得ない事情がある場合を除いて、原則禁止とされています。
福岡県では、2023年1月から県内の介護施設等の事業所に対し、身体拘束の廃止を目指す「福岡県身体拘束ゼロ宣言」を実施しているそうです。