最近では、在宅酸素や吸引器等の医療機器を必要とする方々が増えてきています。
そういった機器とコンセントの位置関係から、機器のコードを利用者様の通る場所に通さなければな
らないことがありました。「危ないのではないか」と職員も気になってはいるものの、どうすれば利
用者様の安全を図ることができるのか、いい考えが思い浮かばず、そこを誰かが通るときは見守りな
がら対応していました。
そんな時、一人の職員がひらめきました。延長コードを柱に沿わせ上から通してみてはどうかと。
実際行ってみると足元がスッキリし、危険性が解消されました。
ちょっとしたことなのに、改善されるまで随分時間がかかりました。このちょっとした「気づき」だ
けで、事故のリスクが大幅に軽減します。
「気づき」や「ひらめき」「発想の転換」が大事だと認識させられました。