高齢者の不眠が増え続けています。加齢とともに増える傾向にあり特に女性に多いようです。
睡眠は加齢とともに浅くなります。生体リズム機能がずれ、深い眠りのノンレム睡眠が減り、浅い眠りのレム
睡眠が増えるからです。睡眠中の途中覚醒も多くなる為全体的に浅い眠りになります。
アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症では脳の睡眠と関連する部分が変性する為に睡眠障害が現れや
すくなります。
対策として・・・午前中の日光浴
本人がリラックスできる就寝環境を整える
規則正しい生活サイクルを作る
寝る前にはトイレに連れて行く
不安の原因を解消する
など、できる限り生活リズムを整え不安を取り除く工夫をし、健康の土台となる「睡眠」という大切な時間を
過ごして頂きたいです。