厚生労働省によると身体拘束とは「衣類または綿入り帯等を使用して一時的に身体を拘束し、その運動を抑制する行動の制限をいう」とありますが、身体の他にも言葉の拘束というものもあります。
言葉の拘束には、何気ない一言「ちょっと待って下さい」も当てはまるのです。
業務に追われ余裕がない時などついつい言ってしまいがちですが、注意しないといけません。
この一言が認知症を悪化させてしまうこともあるのです。
それを防ぐためにも利用者の立場になって考え、「ちょっと待って下さい」ではなく「あと10分待ってもらえますか?」などに言い換えて、笑顔で接していきたいと思います。