24日に中尊寺に出かけましたが、その時に、川西大念仏剣舞の奉納に遭遇しました。金色堂などの見学を終えて、金色堂前に戻って来た時に、念仏講のような音を聞き何かなと思っていたところへ、剣舞奉納の一行が本堂の方から歩いてきました。
この日は、中尊寺で大施餓鬼会が行われます。施餓鬼会というのは、さまざまな精霊を供養する仏教行事で、それに合わせて、毎年、剣舞の奉納が行われると言うことです。
伝承によると、藤原清衡の治世に、安倍一族の亡魂が夜ごと現れ人心を乱したので、清衡が亡魂済度の祈祷をしたところ、1匹の猿がモノノケの中に交じり、調子よく念仏踊りを舞いながら亡霊を浄土に導き成仏させたことに始まるといわれています。
詳しくはこちらに縁起が紹介されています。
http://www.jomon.com/~emisi/semi/16semi/material/kawanishi.htm
場所は、金色堂前に剣舞塚があってその前で奉納されました。こんなところに塚があるのを初めて知りましたし、偶然とはいえ、見ることが出来たのは、ラッキーだったと思っています。
剣舞塚に詣でます。旗の下に見えているのが剣舞塚です。
剣舞が始まりました。赤い衣装が猿を表しています。
太鼓の方が、掛け声をかけて調子を取っていました。
6年生の剣舞です。希望者は小学校の4年生から習うそうです。
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