このところ、毎年恒例になっている江の島に出かけてきました。
行き始めたきっかけは、高校3年の大晦日に、友人たちと鎌倉に集まり、年明けと同時に鎌倉八幡宮に初詣にいって、初日の出を江の島で見るために、海岸線を歩いた経験があります。
江の島大橋の上で初日の出をみて、振り返ると、富士山の雄大な姿を見ることができました。その時の思い出の再現、特に富士山が見たくて出かけ始めたのが切っ掛けでした。
これまで、江の島大橋で富士山を見て、江島神社に詣でて、ダニエル・コッキング苑でウインター・チューリップを観るのが定番になっています。
今年は、残念ながら雲ってしまい富士山を見る事はできませんでした。
その代わりではないですが、弁天橋のたもとから江の島裏磯への、乗合観光船が出ていて、一度乗ってみたいと思っていました。
今回は、運行していましたので乗船してみました、片道400円です。
裏磯までは、7・8分で着きます。
裏磯は、磯釣りのメッカです。
昔は、何回か釣りに出かけたこともあります。
普段の日でしたが、釣り人が竿を出していました。
裏磯の観光といえば、岩屋洞窟があります。
海水で浸食された洞窟ですが、昔、弘法大師や日蓮上人が修行したり、源頼朝が戦勝祈願をした場所と言われています。
現在の江島神社のルーツもここと言われています。
洞窟は第1と第2に分かれていて、第一では奥に行くのにろうそくを貸してくれます。
海岸線からは、一気に島の上まで登らなくてはなりません。
この階段が、結構、きついのです。
登りきると、江島神社の奥津宮です。
江島神社は、大橋を渡って島に入りますと、辺津宮、中津宮、奥津宮の順番で詣でることになりますが、今回は逆コースでの参拝でした。
江の島の中央にダニエル・コッキング苑があって、お正月にあわせて、ウインター・チューリップが満開を迎えるように栽培されています。
熱心に、写真を写している方も見かけました。
江の島灯台もこの苑の中にあるのですが、今回は寄らすに、チューリップだけ写していました。
江の島には、江島神社のほかにもう1つ神社があります。
児玉神社です。
児玉源太郎をご祭神とした神社です。児玉源太郎は、日露戦争の二百三高地旅順港攻撃などの陣頭指揮をとったことで知られています。
NHKの坂の上の雲で、高橋秀樹さんが演じた役ですので、記憶にある方もいるのではないでしょうか。
観光客でにぎわう島の中にあっては、静かなたたずまいでした。
帰りは、江ノ電で鎌倉に出て、戻ってきました。
富士山が写せなかったの残念です、そのためにレンズを1本余分に持っていたのですが、、
また、時間ができたときにでも出かけてみようと思っています。
以下のアドレスに、少し多くの画像をアップしてあります。
http://dorasan23.blog3.fc2.com/blog-entry-669.html