7月9日、10日は、浅草寺の四万六千日の功徳日で、境内では、ほおずき市が行われています。
観音様のご縁日は、毎月18日ですが、室町時代末期頃から、功徳日という縁日が設けられるようになり、浅草寺では、7月10日が最大のもので、46000日分の功徳があると言わ四万六千日と呼ばれるようになったそうです。
この日に、浅草寺では雷除けのお札を付与しています。
これは、民間信仰で赤とうもろこしが雷除けになるといわれ、文化年間(1800年)頃に境内で売られるようになったそうです。
ところが明治初年頃に不作で出回らなくなり、浅草寺に雷除けのお守りを求めたことから、三角形のお守りを付与するようになったそうです。
境内には、100軒近くほおずきを売る露店が並びます。お値段は、1鉢2500円で風鈴をつけてくれます。また、ほおずきの実だけも売られています。陽射しは強かったですが、風があったので、風鈴の涼しげな音色が響いていました。
なお、ほおずき市発祥の地は、芝の愛宕神社だそうです。
愛宕神社、深大寺などでも、ほおずき祭りが行われてます。
入谷の朝顔市、浅草のほおずき市と夏の風物詩が終わると、本格的に夏だなと思います。
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