10月20日、21日に川越祭が行われました。
今年は、市制施行90周年ということで、すべての山車が参加をするということです。山車は全部で29台あるそうです。例年ですと、15台ぐらいが参加しています。
この川越祭は、氷川神社の例大祭、神幸祭と氏子町衆の山車行列(祭礼)からなるお祭りです。例年ですと、例大祭は10月14日、神幸祭(神輿行列)は15日に行われます。今年は神様をお迎えする山車の準備の関係で20日のなったそうです。(神幸祭の時は、町会の山車がお迎えをする仕来りだとか)
川越祭の起源は、1648年(慶安元年)当時の川越藩主「松平伊豆守信綱(幕府老中で知恵伊豆と呼ばれています)」が、氷川神社に神輿、獅子頭等を寄進し、祭礼を奨励したことが始まりとされています。川越は小江戸といわれるように江戸とのつながりが強く、祭りも江戸の天下祭の影響を受けて、山車の祭りに発展して現在に継承されています。神田明神や三社祭は神輿の祭りになってしまいましたが、江戸天下祭の様子を継承していることから国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
10月20日に見に行ってきました。混雑することは予想していましたので、早めに行って午後も遅くならずに帰ってきました。29台の全部の山車は見ることが出来ませんでしたが、川越市内の中院、喜多院、時の鐘、蔵造り通り、菓子屋横丁も回ってきました。山車の提灯に火が入った姿も見たかったのですが、次の機会にしました。(いささか歩き疲れたので、、)