ikepyonさんに先に書かれちゃったんですが、「自分が『これは他の人もよく知っているだろう』というネタであっても、他人はそれを知らない」事って、実は結構多いんですよ。
実際今回のめざまし勉強会LT開始時に「PCI DSSってご存知でない方います?」と挙手させてみたところ、半分近く手を挙げていましたし。
なので、まずは「恐れずに気軽に話してみて」という意味合いでの「自己紹介レベルで良いよ」という言葉です、その点は間違えないで欲しいかと。
(実際、あの無茶振りっぽいケースでも、話を続けるための取っ掛かりを作れるまっちゃさんやwakatono先生は、本気で凄いと思いましたとも。)
と、これだけで話を終らしちゃうとアレなので、次回以降でしろあんロシアンルーレットに当たってしまった人対策として、自分が実際どのような感じでLTのネタを考え、資料を書いているかを書き綴っておきたいと思います。
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(1.ネタの思いつき方)
2つ方法があり……
発表するためには、その事についてある程度の知識・理解が必要になる
だったら、これを良い機会に勉強してしまうのが良いんじゃね?
……という理由から、あえて2.の方法で書く場合があるのです。普通にダラダラと勉強するよりは、集中して勉強できるので、これはこれで良い方法だと思います。
1.の方ですが、繰り返しになっちゃいますが……
自分が知っている事でも、他人がそれを知っているとは限らない
……という事を念頭に置き、どんな些細な(と思っている)テーマであってもネタ候補から外してはいけません。
今回の私の発表の場合、ネタは既存のモノも含めて3つ候補として挙げています。
その中で、今回は「運用管理担当者向けの勉強会」という事だった点と、PCI DSS v1.2がリリースされて日が浅いという事から、PCI DSSに関する紹介をしてみようという事で、今回のネタで行く事に決めています。
ネタが決まったら、実際に資料を書く前に情報収集するんですが、この辺は省略します。
あと自分の場合、普段からネタになりそうな事はメモるなり何なりしています……この辺になってくると、発表するという事の『快感』を知っている人向けになっちゃいますので、これ以上は深く突っ込みません(笑)。
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(2.資料の書き方)
まず私は……
何を主張し(≒聞いている人達へ伝え)たいのか?
……から決めています。これはどんな資料でも(プレゼンに限った話でなく)言える事なんですが、主張したい事は明確でない発表ほどつまらないものはないので、主張をぶらさないためにも、まずはそこから決めてしまいます。
ちなみに今回の場合「PCI DSS v1.1からv1.2への変更点と、変更によって降りかかるであろう運用現場への影響について説明する」という主張をまず決めています。
次に資料の構成(≒発表したい内容)の章立て(すなわち目次)を考えます。
慣れている人は、テンプレートなどの「型」を持っている(実際自分も持っている)んですが、こんな感じがベターではないかと思います。
そして、情報収集した結果を基に、資料を書いていくという事になります。今回の場合、下調べも含めると、1日で書き上げているかな。
最後に「予行演習」する事をオススメします。黙読で構いませんので、実際に発表するイメージで資料のレビューを行い、長すぎる(LTの場合10分を超えたら)なぁと思ったら枝刈り(冗長な部分などを削除する)をします。
(実はこれをしていない人って結構多いのでは?、中にはLTと言いながら平気で10分以上話すような人もいますし。)
ここまで出来れば、9割は達成できたと思っても良いでしょう。
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(3.面白く(上手く)話さないといけないのか?)
最後に、発表する事に慣れていない人が、この手の勉強会に出て他人の発表を聞いて「こんなに面白く(または上手く)話さないといけないのか?」と思い、腰が引けてしまう人がいる(と言うか多い)と思いますが……
「そんなわきゃない」
……と言っておきます。最初から面白い/上手い人なんていないし、その辺は心配しなくても良いと思います(勿論トークが上手い方が越した事はないですが、別にそれがメインで求められている事ではないし、それよりも話の中身の方が重要なので)。
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と言う事で、駆け足でしたが、自分流のLTのネタの思いつき方・書き方なんぞ書いてみました。これが皆様のお役に立てば幸いです。
実際今回のめざまし勉強会LT開始時に「PCI DSSってご存知でない方います?」と挙手させてみたところ、半分近く手を挙げていましたし。
なので、まずは「恐れずに気軽に話してみて」という意味合いでの「自己紹介レベルで良いよ」という言葉です、その点は間違えないで欲しいかと。
(実際、あの無茶振りっぽいケースでも、話を続けるための取っ掛かりを作れるまっちゃさんやwakatono先生は、本気で凄いと思いましたとも。)
と、これだけで話を終らしちゃうとアレなので、次回以降で
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(1.ネタの思いつき方)
2つ方法があり……
- 自分の知っている事からテーマを決める
- 自分が今知りたい・理解したい事からテーマを決める
……という理由から、あえて2.の方法で書く場合があるのです。普通にダラダラと勉強するよりは、集中して勉強できるので、これはこれで良い方法だと思います。
1.の方ですが、繰り返しになっちゃいますが……
自分が知っている事でも、他人がそれを知っているとは限らない
……という事を念頭に置き、どんな些細な(と思っている)テーマであってもネタ候補から外してはいけません。
今回の私の発表の場合、ネタは既存のモノも含めて3つ候補として挙げています。
その中で、今回は「運用管理担当者向けの勉強会」という事だった点と、PCI DSS v1.2がリリースされて日が浅いという事から、PCI DSSに関する紹介をしてみようという事で、今回のネタで行く事に決めています。
ネタが決まったら、実際に資料を書く前に情報収集するんですが、この辺は省略します。
あと自分の場合、普段からネタになりそうな事はメモるなり何なりしています……この辺になってくると、発表するという事の『快感』を知っている人向けになっちゃいますので、これ以上は深く突っ込みません(笑)。
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(2.資料の書き方)
まず私は……
何を主張し(≒聞いている人達へ伝え)たいのか?
……から決めています。これはどんな資料でも(プレゼンに限った話でなく)言える事なんですが、主張したい事は明確でない発表ほどつまらないものはないので、主張をぶらさないためにも、まずはそこから決めてしまいます。
ちなみに今回の場合「PCI DSS v1.1からv1.2への変更点と、変更によって降りかかるであろう運用現場への影響について説明する」という主張をまず決めています。
次に資料の構成(≒発表したい内容)の章立て(すなわち目次)を考えます。
慣れている人は、テンプレートなどの「型」を持っている(実際自分も持っている)んですが、こんな感じがベターではないかと思います。
- 自己紹介
- 主張したい事(テーマ)に関する説明
- まとめ
- 参考資料へのポインタ
そして、情報収集した結果を基に、資料を書いていくという事になります。今回の場合、下調べも含めると、1日で書き上げているかな。
最後に「予行演習」する事をオススメします。黙読で構いませんので、実際に発表するイメージで資料のレビューを行い、長すぎる(LTの場合10分を超えたら)なぁと思ったら枝刈り(冗長な部分などを削除する)をします。
(実はこれをしていない人って結構多いのでは?、中にはLTと言いながら平気で10分以上話すような人もいますし。)
ここまで出来れば、9割は達成できたと思っても良いでしょう。
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(3.面白く(上手く)話さないといけないのか?)
最後に、発表する事に慣れていない人が、この手の勉強会に出て他人の発表を聞いて「こんなに面白く(または上手く)話さないといけないのか?」と思い、腰が引けてしまう人がいる(と言うか多い)と思いますが……
「そんなわきゃない」
……と言っておきます。最初から面白い/上手い人なんていないし、その辺は心配しなくても良いと思います(勿論トークが上手い方が越した事はないですが、別にそれがメインで求められている事ではないし、それよりも話の中身の方が重要なので)。
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と言う事で、駆け足でしたが、自分流のLTのネタの思いつき方・書き方なんぞ書いてみました。これが皆様のお役に立てば幸いです。