馬鹿バスケ

Brooklyn Comets(ABA)でのアシスタントコーチを終えて、今はNYでスタッツいじり。

Cavaliers VS Knicks

2007年03月30日 | NBA等観戦記(New York)
何時になくMSGの3階席は埋まっていた。改めてレブロン人気を痛感。

今日気になったのは、タイムアウトの取り方。

第3Q開始時点で、両チームとも4つのフルタイムアウトと1つの20秒タイムアウトを残していた。キャブスは第3Qの滑り出しはよかったのだが、点の取られ方が悪く、残り6分までに2回(フル&20秒)のタイムアウトを取ってしまう。

ルールでは、もし第3Qの開始から残り6分までの6分間にどちらのチームもタイムアウトを取っていない場合、6分を超えて最初のデッドボールでメディアタイムアウトが取られ、ホームチームのニックスにチャージされる。ところがキャブスがタイムアウトを取ってくれたお陰で、メディアタイムアウトが省略され、ニックスはタイムアウトを一つ節約。第3Q終盤に4つのタイムアウトを保持していた。

ややこしい事にもう一つルールがあって、第4Qに持ち越すことができるタイムアウトは最大で3つまでと決まっている。このまま第4Qに入ると、ニックスは自動的にタイムアウトを一つ失うことになる。

第3Q残り24秒、Anderson Varejaoのダンクを喰らったところで、ニックス最後のオフェンスシリーズとなった。どうせ一つ消えてしまうタイムアウトがあるのなら、せっかくだからここで取っておいて最後のプレイを指示するのか、と思いきや、ベンチは動かずプレイ続行。結果、残り7秒で、Marburyがオフェンスファウル、キャブスボールに。挙句の果てに終了と同時にEric Snowが放ったシュートをゴールテンディングして、2点献上。

あそこでタイムアウトを取っていたら、オフェンスファウルではなくもう少し綺麗にオフェンスを終われたかもしれないし、もう少しましなクロックマネジメントで2点献上を逃れられたかもしれないのに。。。

試合のほうは、Marburyの決勝シュートでKnicks勝利。Mike Brownといい、彼がかつて遣えたRick Carlisleといい、オフェンス力の乏しさはどうにかならないものか。。。


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