馬鹿バスケ

Brooklyn Comets(ABA)でのアシスタントコーチを終えて、今はNYでスタッツいじり。

NBA Draft 2009

2009年08月02日 | NBA等観戦記(New York)
先月、NYのMadison Square Gardenで開催されたNBA Draft 2009に行ってきた。



MSGに併設されているWaMu Theatreがドラフト会場。舞台に向かって右奥のほうに、ドラフトされる選手のたまり場があって、選手は家族、エージェントらとともに座って待っている。チームは5分の制限時間の間に指名を行い、舞台真ん中の穴からコミッショナーが出てきて発表を行う。指名されると選手は右側から舞台に上がり、コミッショナーと握手。左側から降りて、写真の左下に少し写っているセットでインタビューを行う、という流れ。上の写真の右下に移っているブースにはESPNの解説者が陣取り、ドラフトと平行して生中継で解説を加えていく。



ブースの解説者は、左からJay Bilas(カレッジの解説者)、Jeff Van Gundy、Mark Jackson、ESPNアナウンサーのStuart Scott。



1位指名のGriffinが舞台でコミッショナーと握手する瞬間。我々の陣取った席は舞台に向かって左手奥で、ズームはこれが限界だったけれど。かみさんが実はBlake Griffinのファンで、1位指名には満足頂いたよう。



我々の席のエリアと通路を挟んで、会場の一番左手の奥に、超熱狂的なファンが陣取るエリアがあった。実は選手は舞台左下のセットでのインタビューが終わると、更に会場の裏で記者会見に臨むようで、この熱狂的なファンと我々の間の通路を通っていくではないか!かみさんはGriffinとの近距離での遭遇に大興奮だった。


(Blake Griffin)


(Hasheem Thabeet)

あれだけGriffinに入れ込んでいたのに、かみさんはRicky Rubioを見た途端に「かわいいー」。あっさりRubioファンに乗り変わっていた。興奮のあまり、接近した際にうまく写真を取れず残念無念。


(Jonny Flynn)


(Jordan Hill)

NYだけにニックスファンが多くいて、ドラフト開始前から「Stephen Curry」の大合唱だった。ところがニックスの1順前でウォリアーズがCurryを指名してしまい、会場は落胆の声で包まれ、頭を抱えるファンも。ま、あっさりしたもので、Jordan Hillが指名された途端に大歓声が起こり、"Curry Who?"といった感じ。


(DeMar DeRozan)


(Darren Collison)

ペイサーズのTyler Hansbroughが指名されると、「Overrated!!!」の大合唱。JJ Redickといい、DukeやUNCの選手はこの手のレッテルやヤジにずっと付き合わなければならないのは大変だろう。Hansbroughが熱狂的なファンの前を通る際に、興奮したファンがHansbroughの帽子を叩き落とすと、会場は大喝采。そのファンはあっというまに4人のセキュリティに取り押さえられ、退場させられてました。

会場も1順目の後半になると、会場まで来ている選手も少なくなり、単純にコミッショナーが発表して終わり、という流れに。1チームの流れが5分あるので、1stラウンドが終わるのに3時間近くかかってしまい、2順目にはいる頃には夜10時くらいに。発表も副コミッショナーに代わり、会場のお客さんもまばらに。こちらも2順目途中で失礼させてもらった。

ファンの期待感がダイレクトに感じられて、非常に楽しかった。この時には、まさかドラフト後にこれだけのトレードが待っていようとは知る由もなかったが。


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