馬鹿バスケ

Brooklyn Comets(ABA)でのアシスタントコーチを終えて、今はNYでスタッツいじり。

Timberwolves VS Knicks

2007年04月08日 | NBA等観戦記(New York)
今回はNYでコーチングの勉強をしている友人と共に試合観戦。彼の計らいで試合前のShootingをコートサイドで見学することができた。

試合前のシューティングにもチームによっていろいろな違いがあって、見ていて興味深い。JazzSpursのようにOrganizeされたシューティングを行っているチームもあれば、そもそもあまり選手が出てこないチームもある。チームのモラルや戦術の徹底振り等が見て取れる。

コートサイドに着いたのが試合開始の1時間半前くらい。既にDavid Leeが黙々と一人でシューティングを行っていた。間近でみるとかなりでかい。やっぱりバスケは近くで見ると、選手の大きさやスピードを実感できる。続いて出てきたのはFrye、Robinson、Collins、Morrisといった若手。

目を疑ったのは試合開始1時間半前に、Marbury、Curry、Roseらがスーツで現れたこと。到着したばかりだったのだろう。さすがに遅すぎやしないかい?Reggie Millerは3時間前に会場入りしてシューティングを行っていたそうだ。プロだからコートで結果を出せばいいとはいえ、なにせ彼らは結果が出ていない。

Marburyは残り40分を切ったくらいでようやくコートに現れて、ちょっとだけシューティング。右ひじが大きく張り出した、Tayshaun Princeのようなフォーム。ボールを両手で掴んだ状態からそのまま担ぎ上げたように打つので、よく見ると手のひらはベッタリボールについてしまっている。更にシュートを打つ際のスタンスがやや狭いように感じた。

試合の方は、ニックスが離されて追いつく展開。Marburyが途中から怪我でひっこみ、怪我で既にQ Richardson、Crawford、Francisを欠くニックスは、CollinsとRobinsonがほぼ出ずっぱり。これが意外に効いた。ボールをガメないCollinsは、ニックスのPGとして合っているかもしれない。Robinsonは速攻以外ボールを運ばず、2番に専念していた。

終盤ニックスはゾーンを多用。Garnettとのミスマッチを避けるためか、Collins、Frye、Balkman等の長身でリーチの長い選手を生かすためか。機能していたと思うが、Randy FoyeやMarco Jaricに何本も外角を決められていたのは頂けなかった。

Timberwolvesの勝利。やはりバスケの判る人と試合を見るのは、いろいろな見方を伺うことができて非常に面白かった。


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