今更ながらオールスターです。
ShaqがトップからMehmet Okurに対して1on1を仕掛けたときに、思わずしかめっ面をしてしまったのは私だけだろうか?確かにオールスターはお祭りであり、普段見られないようなプレイを見られるのも楽しみの一つ。でもShaqのドリブル1on1は、例えてみれば野球のオールスターでDerek Jeterがマウンドに上がるようなもの。プロボウルでPeyton Manningがラインバッカーとしてパスラッシングをするような
もの。
人によってオールスターゲームに求めるものは違うだろう。僕が見たいのは、最高の選手達が高いレベルで競い合う姿であり、個人的にはオールスターは普段チームでやらせてもらえないプレイをやる場ではないように思う。かつて日本では、イチローが野手でありながらオールスターでピッチャーとしてマウンドに上がったことがあったが、この時、野村監督は「打者に失礼」という理由で、ピッチャーの高津を打席に送り込み勝負を避けたように記憶している。
(見て楽しけりゃいいじゃねえか、という人も少なくないだろう。最近、自分で自分の書いてることを読んで、古臭いと感じることが少なくない。TVでバスケの試合を見ていると、トラベリングがどうしても気になって「歩いてる」「歩いてる」と気が付かないうちに繰り返し指摘するので、かみさんには「ミスター"歩いてる"」と呼ばれ、いつもからかわれている。)
オールスターの前日あたりに、ESPNで"Allstar Marathon"と称して、一日中ここ10年くらいのオールスターゲームを延々放送していた。そこでふと目にとまったのが、何年かは忘れたがPat Rileyが東のヘッドコーチを務めていた試合。選手がオールスターゲームと思えないタイトでアグセッシブなディフェンスで、第1Qだけで2~3の24秒バイオレーションを取っていた。
これこそがオールスターで見たいバスケだ、と思った。最高の選手達が真剣に戦う姿を見て面白くない筈はない。西の選手もはじめは面食らっていたが、徐々に本気になってきていた。そして真剣に戦うからこそ、最高の選手達だからこそ、ちょっと合わせただけとは思えないケミストリーが生まれ始め、余計ゲームを面白くする。更にそのケミストリーは、オールスター直後に迫ったトレードデットラインや来シーズンへの想像を掻き立てるのだ。
とここまで書きながら、一方でShaqのトップからの1on1にこそ、バスケの魅力が象徴されている、とも思う。野球でJeterがマウンドに上がらないのは、アメフトでPeytonがディフェンスに入らないのは、そんなこと勝手にできないから。基本的には、選手のポジションはある程度ルールに縛られているし、ポジションの選択にはチームとしての意思決定も必要になる。一方バスケは、一応ガードからセンターまで役割は分かれているものの、基本的にはポジション毎のコートの上のプレイに関する制限はない。それだけバスケは自由なスポーツで、コートのどこで何をするかについて選手に裁量が委ねられており、創造性と選手間のケミストリーがものをいうスポーツ、なのである。
とうまく纏まったところでComets情報。2月24日と、3月9日に予定されていたRochesterとの試合がキャンセルされた。別に試合のキャンセル自体は珍しいことではないのだが、今回の理由は凄い。Rochesterのオーナーを含む数名が、ABAの経営陣を追い出そうと訴訟に及んだとの事。そりゃ試合どころではない。いったいABAはどこに向かうのやら。
ShaqがトップからMehmet Okurに対して1on1を仕掛けたときに、思わずしかめっ面をしてしまったのは私だけだろうか?確かにオールスターはお祭りであり、普段見られないようなプレイを見られるのも楽しみの一つ。でもShaqのドリブル1on1は、例えてみれば野球のオールスターでDerek Jeterがマウンドに上がるようなもの。プロボウルでPeyton Manningがラインバッカーとしてパスラッシングをするような
もの。
人によってオールスターゲームに求めるものは違うだろう。僕が見たいのは、最高の選手達が高いレベルで競い合う姿であり、個人的にはオールスターは普段チームでやらせてもらえないプレイをやる場ではないように思う。かつて日本では、イチローが野手でありながらオールスターでピッチャーとしてマウンドに上がったことがあったが、この時、野村監督は「打者に失礼」という理由で、ピッチャーの高津を打席に送り込み勝負を避けたように記憶している。
(見て楽しけりゃいいじゃねえか、という人も少なくないだろう。最近、自分で自分の書いてることを読んで、古臭いと感じることが少なくない。TVでバスケの試合を見ていると、トラベリングがどうしても気になって「歩いてる」「歩いてる」と気が付かないうちに繰り返し指摘するので、かみさんには「ミスター"歩いてる"」と呼ばれ、いつもからかわれている。)
オールスターの前日あたりに、ESPNで"Allstar Marathon"と称して、一日中ここ10年くらいのオールスターゲームを延々放送していた。そこでふと目にとまったのが、何年かは忘れたがPat Rileyが東のヘッドコーチを務めていた試合。選手がオールスターゲームと思えないタイトでアグセッシブなディフェンスで、第1Qだけで2~3の24秒バイオレーションを取っていた。
これこそがオールスターで見たいバスケだ、と思った。最高の選手達が真剣に戦う姿を見て面白くない筈はない。西の選手もはじめは面食らっていたが、徐々に本気になってきていた。そして真剣に戦うからこそ、最高の選手達だからこそ、ちょっと合わせただけとは思えないケミストリーが生まれ始め、余計ゲームを面白くする。更にそのケミストリーは、オールスター直後に迫ったトレードデットラインや来シーズンへの想像を掻き立てるのだ。
とここまで書きながら、一方でShaqのトップからの1on1にこそ、バスケの魅力が象徴されている、とも思う。野球でJeterがマウンドに上がらないのは、アメフトでPeytonがディフェンスに入らないのは、そんなこと勝手にできないから。基本的には、選手のポジションはある程度ルールに縛られているし、ポジションの選択にはチームとしての意思決定も必要になる。一方バスケは、一応ガードからセンターまで役割は分かれているものの、基本的にはポジション毎のコートの上のプレイに関する制限はない。それだけバスケは自由なスポーツで、コートのどこで何をするかについて選手に裁量が委ねられており、創造性と選手間のケミストリーがものをいうスポーツ、なのである。
とうまく纏まったところでComets情報。2月24日と、3月9日に予定されていたRochesterとの試合がキャンセルされた。別に試合のキャンセル自体は珍しいことではないのだが、今回の理由は凄い。Rochesterのオーナーを含む数名が、ABAの経営陣を追い出そうと訴訟に及んだとの事。そりゃ試合どころではない。いったいABAはどこに向かうのやら。
僕のコメントはおっさんの独り言だと思って無視してください。また近いうちにメシでも食いましょう。では。
ホントに忙しくて忙しくて・・・。
そしてall starもオニールの1on1楽しいと思ってしまいました。
すいません。
また時間出来たら電話させてもらいます。
ではおやすみなさい。