馬鹿バスケ

Brooklyn Comets(ABA)でのアシスタントコーチを終えて、今はNYでスタッツいじり。

雑記(Wat Misaka氏 - SI誌記事より)

2010年03月21日 | 日々是バスケ
25日発売のHoop5月号に「深遠なるスタッツの世界(第13回)」を掲載予定です。今回のテーマは、シーズン終盤ということで、シーズンアワードの一つ。ぜひご覧ください。

PurdueがTexas A&MをOTで破ってSweet16へ。最後のプレイは、MooreかJohnsonで行くと思いきや、ディフェンダーのKramerがミスマッチを利してのアイソ。これには相手も意表を突かれただろう。Robbie Hummelがいなくなって正直少しあきらめていた自分を責めてやりたい。次はDuke。

栗原選手がペルーに渡り、4月から始まるシーズンの準備に入った。彼の活躍はブログ「一般人」でご覧ください。ちなみに彼が過去NBDLのトライアウトに臨んだ経緯は、「栗原祐太選手NBDLへの道」でご紹介させて頂いております。

Sports Illustratedの記事。Utah大学が1943~1944シーズンにNCAAトーナメント優勝を遂げた奇跡を紹介する中で、日系アメリカ人Wat Misaka氏の苦労に触れられている。パールハーバー直後のアメリカでプレイすることは楽ではなかったろう。読んでいて「二つの祖国」を思い出した。一方で、トーナメントが開催されたマディソンスクエアガーデンでは、ニューヨーカーがMisaka氏の活躍に熱狂し、その後ニックスはMisaka氏をドラフトするに至ったという。当時からNYが如何にリベラルであったかを知る。

セルティックスが主力のプレイングタイムをコントロールできているという話。主力が高齢なので、プレイオフに焦点を合わせる必要があるのだろう。先般、「チャンピオン指数」で、得失点差がチームの実力のIndicatorであるという話をしたが、こうやってチーム側が主力を温存すれば得失点差は大きくはならない。数字だけでは実態を捉えきれず、常に両者をバランスよく理解する必要があると、改めて痛感。


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