馬鹿バスケ

Brooklyn Comets(ABA)でのアシスタントコーチを終えて、今はNYでスタッツいじり。

雑記(Allstar 2010)

2010年02月15日 | 日々是バスケ
先週はスーパーボール、今週はオールスター。共通していえるのは、肝心なところで酔っ払って寝てしまって、よく見られなかったこと。

徐々に暖まってきて速攻や速攻崩れが出てきたあたりが、僕には一番面白いところ。混沌の中でぐちゃぐちゃしている中で、選手同士の動きが即興でピタっとはまってプレイが生まれる様こそが、バスケの魅力ではないだろうか。

以下はオールスター出場選手のここまでの調整後エフィシエンシー。調整後エフィシエンシーは、Hoopの「深遠なるスタッツの世界(第9回)」でご紹介させて頂いた、選手の能力を示す一つの指標。エフィシエンシーをベースに、出場時間やチームによるペースの違いを調整したもの。ま、完璧ではありませんが、簡便な指標として。

# Name AdjEFF
1 LeBron James 31.90
2 Tim Duncan 29.48
3 Chris Bosh 27.87
4 Chris Paul 26.50
5 David Lee 25.07
6 Pau Gasol 25.05
7 Kevin Durant 24.91
8 Steve Nash 24.89
9 Dwyane Wade 24.77
11 Dwight Howard 24.39
15 Dirk Nowitzki 23.50
16 Zach Randolph 22.71
20 Carmelo Anthony 21.97
21 Kevin Garnett 21.75
22 Kobe Bryant 21.58
23 Brandon Roy 21.21
25 Deron Williams 21.07
31 Rajon Rondo 20.45
32 Al Horford 20.41
34 Gerald Wallace 20.31
36 Chauncey Billups 20.24
37 Amare Stoudemire 20.06
40 Jason Kidd 19.40
43 Joe Johnson 18.92
46 Chris Kaman 18.81
56 Paul Pierce 17.91
63 Derrick Rose 17.44
148 Allen Iverson 13.59

左側の数字は、リーグ内の順位。怪我人の欠場によってあとから追加されたDavid Leeは、リーグ5位の数字を上げている。一方、ファン投票で選ばれたIversonは最低の数字だった。

逆に、今回オールスターに選出されなかった選手の中で、調整後エフィシエンシーが高かった選手トップ10もご紹介。

10 Kevin Love 24.66
12 Greg Oden 24.28
13 Carlos Boozer 24.06
14 Marcus Camby 23.67
17 Andrew Bogut 22.33
18 Josh Smith 22.16
19 Nazr Mohammed 22.12
24 Brook Lopez 21.16
26 Troy Murphy 20.91
27 Joakim Noah 20.84

Kevin Loveの試合をまだ見られていないのだが、なかなかプレイングタイムが伸びないのはなぜだろう?Al Jeffersonとポジションが多少かぶっているものの、一緒に出してもオフェンス面では共存できると思うのだが。Team USAの候補に入ったのは、リーグ内で実力を認められていることの一つの証左。好調Hawksでは一番調整後エフィシエンシーが高かったのはJosh Smithなんだけど、選ばれたのはJoe JohnsonとAl Horford。


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