Lafayette "Fat" Lever

うちの犬の名前は"Laffy"という。買った当時インディアナ州のWest Lafayetteという町に住んでいて、LafayetteにちなんでLaffyにした。インディアナという土地が非常に気に入っていて、インディアナにちなんだ名前にしようと、Indy、Larry、ReggieやJamaal等提案したのだがかみさんにあえなく却下され、女の子だったこともあり響きの柔らかいLaffyに落ち着いた。

ところが、である。NYに来てみると犬を飼っている人が非常に多く、家の周りを散歩しているとまず間違いなく2～3匹の犬とすれ違う。当然、「何歳？」「犬種は？」「オスメス？」と挨拶代わりに聞いたり聞かれたりするのだが、一番困ったのは「名前は？」。「Laffy」と答えるものの、なんども聞き返されるか、怪訝な顔をされて会話が終了するかのどちらか。

どうもこの名前は一般的では無いか、もしくは変な意味があるのではと思い、調べてみたところが、どうやら「Laffy」という響きは「laughy（【形】 笑いたくなる）」に聞こえてしまうらしい。名前を付けてから1年以上経って、ようやく自分の犬に「笑いもの」みたいな名前を付けてしまったことに気が付いた。今じゃかみさんは説明するのも面倒くさくなったようで、最近は人に聞かれても「Lucky」とか言ってごまかしている。

先日バスケの選手名鑑を眺めていて、ふと目にとまったのがLafayette Lever。主にデンバーでプレイした選手で、Versatileな選手のはしり。PGながらリバウンド力が高く、デンバーの"Run&Gun"の中心的な役割を果たしていた。当時は実にノンキな時代で、NHKの衛星放送でNBAを見ていると、島本さんあたりが試合の展開を全く無視してひたすら豆知識を披露していたのだが、その中の一つがこの選手の名前についてだった。「このLafayette Leverという選手、ファーストネームが呼び辛いので、"Fat"という愛称で呼ばれているそうですよ」

今になって思うと、Lafayetteにちなむんだったら、"Fat"ってのも選択肢にあったってことか。でも当時、島本さんの豆知識を聞いて「LafayetteがFatなんて、何かカッコいいなー。島本さん何でも知ってるなー」なんて単純に受け入れていたけど、"Fat"って「デブ」？　Lafayetteにちなむには「笑いもの」か「デブ」かしか選択肢が無いなんて、なんて悲しい町なんだ。。。


（筆者の腹の上で眠そうにしているLaffy）

ま、しかめっ面で歩く人が多いここNYで、すれ違う人々の顔をその可愛さで次から次へと笑顔に変えてしまううちの犬のことだから、やっぱ「笑いたくなる＝Laughy」→Laffyで合ってるのかも。という訳で今日はバスケ関係なし、単なる親バカでした。

ちょっとバスケに話を戻すと、一試合120点くらい取ってた昔のナゲッツが懐かしい。Alex Englishの腕をやたらと高く上げたフォーム、Michael Adamsの右肩から担ぐようなシュートフォーム＆レーンの右側から打つフリースロー。。。ちなみにFat Leverは今Phoenixで建設会社を経営しているそうです。