馬鹿バスケ

Brooklyn Comets(ABA)でのアシスタントコーチを終えて、今はNYでスタッツいじり。

Jazz VS Knicks

2006年12月19日 | NBA等観戦記(New York)
土曜日の乱闘後初めての試合。一昨年インディアナにいた時に、デトロイトでの乱闘による出場停止で、6人で試合をしているペイサーズをTVで見たことがあった。まさか今日、乱闘明けで8人しかいないニックスを生で見ることになるとは。

Jazzは土曜日に敵地インディアナでPacersに勝利。その試合後のJermaine O'Nealのコメント。
"...they really showed why they're the best team in the NBA, because no matter what happens, they don't show very many emotions. They just come out with their hard hat and just play basketball, no matter what."
シーズンここまでの選手によるテクニカル・ファウルの数を見てみると、Pacersの14個、Knicksの17個に対して、Jazzは僅か5個。確かにあまり感情が爆発することは少ないようだ。

試合は後半Jazzが追いつく展開に。3番にしては長身・リーチの長いキリレンコをトップに置いたJazzの3-2ゾーンは脅威。特にボール持ちたがりのガードとパスのできないインサイドを擁するニックスには効果テキメン。終盤、Deron WilliamsとBoozerのPick&RollからOkurの2連続3ポイントで追いつく。このプレイ、Pick&Rollでインサイドへ入っていきながら、パスをする方向は進行方向と全く逆(外へ開いていくOkurへ)という高い難易度。試合終盤でも慌てずきっちりExecutionするJazzには、チームとしての完成度の高さを感じる。

Deron Williamsのビジョンの広さに驚いたのもつかの間、今度は残り10秒で3Pを決め延長に持ち込むシュート力も披露。延長でも次から次へとシュートを決めるが、最後はMarburyのブザービーターで勝負アリ。Jazzのアウェイでの疲れもあろうが、勝因の一つとして、ローテーションを絞った(絞らざるを得なかった)ことでニックスの個々人のパフォーマンスが若干上がったような気もする。

相変わらずRenaldo Balkmanのボール運びは目に付く。毎試合一つはボール運びでミスをしているのでは。しかしこの選手、外角のシュートも止めてリバウンドに集中したら相当な選手になると思う。Rodmanを髣髴とさせるこの運動能力は只者ではない。


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2 コメント

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Unknown (Gamecocks)
2006-12-19 16:24:21
Renaldo Balkman今日は15リバウンドですよね?
出場時間がもらえれば彼は化けるでしょう。
ただ今のニックスロスター状況では出場時間をもらう事が難しいですね。デビッドリーも絶好調ですし、、、
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Re (t123da)
2006-12-25 00:49:35
Gamecocksさん、コメント有難うございます。Balkmanはこの日大活躍でした。確かにPlaying Timeを得るのは難しい状況です。Leeは間違いなくニックスのベストプレイヤーですし、Curryもよくなってきて、Fryeも怪我から戻ってきました。だからといってBalkmanを3番で使うのはどうかな、と。何も考えずに選手を集めるからこういうことになるんですよね。。。
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