Wondersは結局マネジメントが入れ替わることになり、それが決まるまでは試合はキャンセルになってしまった。大変残念。
去年USBLをちょっと手伝った時からマイナーリーグに関わり出して、早2年近くが経とうとしている。これまでを振り返ると、首を傾げたくなるようなことがしょっちゅうだった。最近は慣れてきて、怒りを通り越して滑稽に思えるようになったが、改めて纏めてみると。。。
・ホームチームの選手が渋滞に捕まって遅刻しそうになると、試合開始時間が勝手に遅くなる。
・ABAのルールでは、3ポイントは国際ルールを使用することになっているが、勝手にカレッジの短いラインで試合が行われることがある。理由は、会場となったカレッジの体育館に修正用のテープが無かったから。
・観客より、選手、スタッフ、オフィシャル等関係者の方が多いことがある。
・遠征に行くお金がない等の理由で、勝手に試合がキャンセルされる。よって対戦試合数はチームによってバラバラ。シーズン2ヶ月経って15試合戦ったチームもあれば、Wondersのように5試合しかできていないチームもある。
・とあるチームは、会場の電気系統の故障で試合ができず、キャンセルさせてくれ、と言ってきた。
・ABAのルールでは、「メディアタイムアウト」という制度が導入されており、両チームがタイムアウトを取らない場合は、各クオーターの残り8分・4分にオフィシャルによりタイムアウトが取られる。面白いのは、そもそもメディアが試合を中継していなくても「メディアタイムアウト」制を採用するようにと、わざわざルールブックに明記されていること。
・チームによってはスタッツ用のシステムと要員が確保できていない為、ハーフタイムになっても公式スタッツが出てこない。コーチングスタッフにとっても不便だが、とあるチームのラジオアナウンサーは「スタッツが無いのでハーフタイムに喋ることが無い」と非常に困っていた。
・チームによっては、ラジオアナウンサーと会場の音楽係がオフィシャル席に陣取っていることがあり、うるさくてタイムアウト中にハドル内で声がよく聞こえない。
・アナウンサーが「国歌斉唱」と言ったものの、誰も出てこないことがあった。歌手が渋滞にはまって間に合わなかったとのことで、結局国歌をスキップして選手紹介へ。
・ワンダーズは会場係の不手際から、なんとホームチームなのにアウェイ用のロッカーを使っていた。こちらではホームとアウェイではロッカールームの大きさに雲泥の差があり、アウェイ用は非常に狭い。黒板に試合のポイントを書き出しても、全員が一度に見られない。
・シーズン開始1ヶ月以上経っても、正式なユニフォームが届いていない。チーム名が胸に入っただけのシンプルな仮のユニフォームで戦い続けている。
先日、マイナーリーグに挑戦している日本人選手数名と食事をする機会があった。彼らがアメリカに来た理由は極めて純粋で、本当にバスケが好きで、より高いレベルでプレイしたい、ただそれだけ。マイナーリーグはこんな厳しい世界だが、それを判った上で、腐らず夢に向かってひたむきに頑張っている。話を聞いているだけで、なんだか力を貰った気がする。俺も頑張ろうっと。
去年USBLをちょっと手伝った時からマイナーリーグに関わり出して、早2年近くが経とうとしている。これまでを振り返ると、首を傾げたくなるようなことがしょっちゅうだった。最近は慣れてきて、怒りを通り越して滑稽に思えるようになったが、改めて纏めてみると。。。
・ホームチームの選手が渋滞に捕まって遅刻しそうになると、試合開始時間が勝手に遅くなる。
・ABAのルールでは、3ポイントは国際ルールを使用することになっているが、勝手にカレッジの短いラインで試合が行われることがある。理由は、会場となったカレッジの体育館に修正用のテープが無かったから。
・観客より、選手、スタッフ、オフィシャル等関係者の方が多いことがある。
・遠征に行くお金がない等の理由で、勝手に試合がキャンセルされる。よって対戦試合数はチームによってバラバラ。シーズン2ヶ月経って15試合戦ったチームもあれば、Wondersのように5試合しかできていないチームもある。
・とあるチームは、会場の電気系統の故障で試合ができず、キャンセルさせてくれ、と言ってきた。
・ABAのルールでは、「メディアタイムアウト」という制度が導入されており、両チームがタイムアウトを取らない場合は、各クオーターの残り8分・4分にオフィシャルによりタイムアウトが取られる。面白いのは、そもそもメディアが試合を中継していなくても「メディアタイムアウト」制を採用するようにと、わざわざルールブックに明記されていること。
・チームによってはスタッツ用のシステムと要員が確保できていない為、ハーフタイムになっても公式スタッツが出てこない。コーチングスタッフにとっても不便だが、とあるチームのラジオアナウンサーは「スタッツが無いのでハーフタイムに喋ることが無い」と非常に困っていた。
・チームによっては、ラジオアナウンサーと会場の音楽係がオフィシャル席に陣取っていることがあり、うるさくてタイムアウト中にハドル内で声がよく聞こえない。
・アナウンサーが「国歌斉唱」と言ったものの、誰も出てこないことがあった。歌手が渋滞にはまって間に合わなかったとのことで、結局国歌をスキップして選手紹介へ。
・ワンダーズは会場係の不手際から、なんとホームチームなのにアウェイ用のロッカーを使っていた。こちらではホームとアウェイではロッカールームの大きさに雲泥の差があり、アウェイ用は非常に狭い。黒板に試合のポイントを書き出しても、全員が一度に見られない。
・シーズン開始1ヶ月以上経っても、正式なユニフォームが届いていない。チーム名が胸に入っただけのシンプルな仮のユニフォームで戦い続けている。
先日、マイナーリーグに挑戦している日本人選手数名と食事をする機会があった。彼らがアメリカに来た理由は極めて純粋で、本当にバスケが好きで、より高いレベルでプレイしたい、ただそれだけ。マイナーリーグはこんな厳しい世界だが、それを判った上で、腐らず夢に向かってひたむきに頑張っている。話を聞いているだけで、なんだか力を貰った気がする。俺も頑張ろうっと。
でもNBAとの差があまりにも激しいので一度上に上がるともう絶対という気持ちになるのでしょう。
またよろしくお願いします!!
残念。でも一度踏み出した人には必ずSecond chanceが回ってくるものと信ず。
良いお年を!
ほんと笑わないとやっていけない世界です。仰る通りマイナーが心地よい世界だと誰も上に行こうとしないですよね。
To Yuta
こちらこそ先日はどうも。力を貰いました。トライアウト、幸運を祈っています。また食事行きましょう。
To Akiraさん
ご無沙汰してます。大変ご活躍なさっているやに同級生から聞いています。こちらも負けずに頑張ります。良いお年をお迎え下さい。