先月はお休みしたから２か月ぶりに写経に行きました。
川べりにある小さなお寺ですが、手入れが行き届いた庭は、いつも季節の花であふれています。
今日すぐに目についたのは、大きな朴の木です。
掌４つ乗せられるくらいの大きな葉っぱが、赤ちゃんの肌のような柔らかいまま枝にいっぱいついていました。
岐阜地方では、今この時期に、この葉っぱを使って朴葉寿司を作ります。
ご住職さんが好きなだけ取っていってもいいですよ、と言ってくださったので、今度、みんなで朴葉寿司を作ることになりました。
今日は４月なので、甘茶をいただきました。
ミニ法話は「出世」という言葉の意味です。
出世とは、本来、お釈迦様が世に出られたことを意味する仏教用語だそうです。
すなわち、俗欲を捨て出家することで、人の上に立ち偉ぶることではないのだそうです。
パワハラ、セクハラで辞職に追い込まれた首長さんに聞かせてやりたい言葉です。
自分が何をやっても何を言っても、許されるという慢心が招いた結果で、出世することの意味を真逆にとらえているんです。
実るほど首を垂れる稲穂かな これも出世と同じく心にとめておきたい言葉です。
お昼にはころりと雰囲気を変えて、ベトナム料理を食べてきました。
ベトナム人の人たちがたくさん来て働いています。
共生社会としてともに生きていけばいいんです。
ランチはお値打ちで、組み合わせができました。
私は、牛肉のフォー、魚フライ、小松菜炒めにしました。
パクチーの入った牛肉フォーでエスニックな味を楽しみました。
仏教だって異国から来たんだし、ユダヤ教もイスラム教も違いを認め合い、尊重し合えば殺し合うことなんてないのに。
