限りなく一本気にペンタックスを愛するワタシに対して昨日のこの報道についてどう思うのかということを皆さんから聞かれたのですが、元々HOYAはペンタックス株式会社(当時)と合併するに際して欲しかったのは医療分野のおいしい部分だけでありイメージング事業(カメラ)についてはまったく興味が無いのは公然の事実でした。
ですから合併してからも社風の違うペンタックス事業というものを総務部門も含めて別に持たせたままでいて、いつでも売る準備をしていました。
HOYAの鈴木CEOは経営者としては正しい判断をされていたのだと思いますが、カメラは嗜好品、しかも長い歴史を持つペンタックスというブランドを愛する我々ファンとしてはカメラにまったく興味が無い経営者の下でそういう扱いを受けているペンタックスを見ていてずっといたたまれない気分でいました。
今回のリコーのペンタックス事業の買収というのは公式にもアナウンスされていますが、HOYAがペンタックス事業の部門をひとつ法人にして、その株式をリコーが買い取って子会社にするというものです。しかも、リコーのカメラ部門をその会社に合流させるということですね。
その会社名は仮にペンタックスイメージングシステム株式会社だそうです。
リコーは元々カメラメーカーでもあります。しかもペンタックスのKマウントを踏襲した時期もありました。なかなか統合してうまくいかないこともあるかと思いますが、ある意味ペンタックスにとってはお家再興になるのではないかと私は前向きに捉えています。
今回のQマウントのミラーレスシステムというのも高感度に強いというのはもしかしてリコーの技術が入っているのではないでしょうか。当然、突然降ってわいた話ではなく下準備はできていた話なのではないかと推察しています。
頑張って欲しいです
リコーも好きな会社ですので、共同でどんどん良いカメラを作っていただきたい!と思っています♪
Kマウントは、永遠に不滅です!!
でもマイナス方向には考えたくないです
考え深いものがあります。