ぐちをこぼしたっていいがな
弱音を吐いたっていいがな
人間だもの
たまには涙をみせたっていいがな
生きているんだもの 相田みつを
あるお母さんが、こんなお話を
新聞に投稿されていました。
3歳の娘さんが、
おやつが欲しいと
せがんできた時のことです。
冷蔵庫を見るとプリンが
一つだけ残っていました。
幼稚園に行っている
お兄ちゃんが帰ってくると
ケンカになると考えて、
内緒で食べてしまうように
言い聞かせ、娘さんに
あげたそうです。
ところが、3歳の娘さんは
一口だけ食べると
「やっぱりお兄ちゃんが
帰ってきたら半分こして食べる」
と残してしまいました。
お母さんはとても
恥ずかしくなったそうです。
娘さんのほうが、
大人である母親より分け合う
という心を持っていたのでした。
そして二人で仲良く食べた方が、
ずーっとおいしいことを
知っていたのでした。
人生には
越えねばならない
3つの坂があります。
上り坂 下り坂 まさか
人間には「上り坂」で
調子の良いときもあれば、
「下り坂」でなにもかもうまく
いかないときがあります。
そして、「まさか!」というような、
とんでもない、予期しないことが
おこることだってあります。
コロナウイルスのように
それが我々の人生ですね。
そして、大事なことは、
かならず「まさか」が誰にでも
起こりうるのだということです。
生きてる限り、どんなことが
あるかわからないのです。
とんでもない
天変地異もあれば、
とつぜん病気になったり
事故に遭ったりします。
「まさか」という事がおりまります。
心にとどめておきたいですね。