3歳の娘さんが、
おやつが欲しいと
せがんできた時のことです。
冷蔵庫を見るとプリンが
一つだけ残っていました。
幼稚園に行っている
お兄ちゃんが帰ってくると
ケンカになると考えて、
内緒で食べてしまうように
言い聞かせ、娘さんに
あげたそうです。
ところが、3歳の娘さんは
一口だけ食べると
「やっぱりお兄ちゃんが
帰ってきたら半分こして食べる」
と残してしまいました。
お母さんはとても
恥ずかしくなったそうです。
娘さんのほうが、
大人である母親より
分け合うという心を
持っていたのでした。
そして二人で仲良く食べた方が
ずーっとおいしいことを
知っていたのでした。