最初にご紹介した通り建築散歩のきっかけは「古写真」だったが、
建築物そのものに衝撃を受けたのは、何と言っても大阪万博だった。
会場はまさに未来都市そのもの。民族の多様性と同様に建築物も
実に多種多様、自由奔放、ぶっ飛んだものばかりだった。
とりわけ岡本太郎の太陽の塔は会場入口に聳え立ち、
まさしく「何だこれは!?」のファーストインパクトを与えた。
以来万博関連と太郎関連のイベントには極力 . . . 本文を読む
先月、お台場にある船の科学館(本館と羊蹄丸)の
老朽化が著しく、休館するというニュースを知り、
見納めに行ってきた。
過去に2度位行ったはずなのだが、
ほとんど記憶に残っておらず、
ほぼ初めて見る感覚。
船を動かす仕組みのコーナーや
潜水艦コーナー、戦艦模型コーナー等々
わかりやすく展示されていて、ジオラマ模型
好きとしては、もっと早くチェックすべきだったと
反省。
ちょうど天気 . . . 本文を読む
この美術館は、年2回美術館の建物が主役になる
「アールデコの館」という企画があり、今年も
10月末日まで開催している。
この期間は館内の写真撮影もOKとなるので、
毎度嬉々として見学している。(写真は昨年春・秋撮影)
建物は、元朝香宮邸として昭和8年に建てられ、
戦後は外務大臣、首相公邸、迎賓館として使用。
主要室内の設計はアンリ・ラパン、玄関ガラスレリーフ扉は
ルネ・ラリックという . . . 本文を読む
使い捨てカメラやアナログカメラの時代、
ここだけは記録しておきたいと思って
写した同潤会アパート。
当時のハイカラで生き生きした生活空間が偲ばれる。
人が住まなくなった取り壊し待ちの建物は、
「抜け殻」のようで、寂しさを感じた。 . . . 本文を読む
森林の中に聳え建つ3本の塔。
その場所だけ時空が歪んだような
インパクトのある光景だ。
横浜・根岸森林公園。
この場所は第二次世界大戦まで競馬場として利用され、
現在は一等馬見所の建物だけが残されている。
老朽化著しく、周囲は柵で囲まれ内部には入れない。
建物は蔦で覆われていて、どことなく「天空の城ラピュタ」
にも似た雰囲気が漂っていて廃墟の美を感じさせる。
錆びたロボットと一 . . . 本文を読む