「工場萌え」という言葉が流行り始めという頃、
千葉みなと界隈を撮影しに行った事がある。
映画「スターウォーズ」や「ブレードランナー」
などのSF映画的巨大建造物や近未来的景観と
工場の巨大施設やきらめく夜景を脳内変換すると、
見事に「萌え」状態になるわけだ。
だが、この写真を写した時点では、どうも自分の
「萌え」を上手く表現できなかった。
・・・で、千葉ポートタワーに登ってみた。
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駒場にある旧前田侯爵邸は、一度は訪れてみたい洋館だ。
旧加賀百万石前田家十六代当主の本邸として
昭和4年に建築、設計はイギリス・チューダー式、
外観はスクラッチ・タイル貼り、玄関の偏平アーチは
イギリス後期ゴシック様式を簡略化したものだ。
内装はヨーロッパの王朝風装飾が施され、
窓、柱、扉、照明等々、パーツひとつひとつが芸術作品の域。
思わず撮影に熱中してしまう。
1Fのテラスや . . . 本文を読む
昨年、集合時間と場所だけを決め、
あとは主催者にお任せして
建築物を見学していくという、
ミステリー形式の写真撮影会
に参加した。
JR目白駅に集合した老若男女10名は、
初対面の方ばかり。
軽く自己紹介を済ませ、向かった先は
目白聖公会という教会。
ここの見所は、イギリスの修道院から移築された
ステンドグラス。参加者はみな無言で被写体を
写しまくる。
他人が見たら異様な見学集団だ。
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毎年一度は行くことにしている東京タワー。
常に観光客で混雑しているタワーだが、
偶然にも誰もいない瞬間があったのでパチリ。
続く写真は、東日本大震災1週間後、
不謹慎にも六本木ヒルズに行った時の様子。
街はほとんど人がいない。
展望フロアはご覧の通りだった。
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建物外観、ポーチ列柱アーチ、壁付電灯、柱型装飾等
昨年「旧国立公衆衛生院」という建物の見学ツアーに参加した。
東京・港区にある旧国立公衆衛生院は、昭和13年に厚生省付属機関
として公衆衛生の研究と公衆技術員の養成を目的に設立。
設計は、東大安田講堂を作った内田祥三。
建物には「内田ゴシック」と呼ばれる独特の意匠が採用されており、
美しい空間を創り上げている。
既にその役割は埼玉県和光市の施設に . . . 本文を読む