昨年6月、ブロ友さん達と上の地図を参考に落合周辺の建物を見て歩いたのだが、
写真整理が滞り、UPできないままになっていた。
遅ればせながらまずは林芙美子記念館を2回に分けてご紹介。
この建物は1941年(昭和16年)に山口文象の設計で作家林芙美子邸として建てられた。
建設当時建坪制限により芙美子名義の生活棟と画家であった夫・緑敏名義のアトリエ棟を
それぞれ建て、その後すぐにつなぎ合わせたそうだ。
芙美子自ら建築について勉強し、設計者や大工を連れて
京都に民家や材木を見に行くほどの思い入れだったという。
まず、生活棟からご紹介。
玄関と取次の間。執筆依頼等の編集者の取次に使用。
客間。編集者達を何人も待たせたそうだ。
茶の間からみた庭の景色。
こだわりの収納棚。
小間(主に芙美子の母キクが使用)と勝手口。
廊下(左)、屋根裏部屋(中)、使用人室(右)。
浴室と台所。
昭和の空気が強く感じられる。
(ー後編ーに続く)