以前、同潤会アパートの記録について当ブログでご紹介したが、
現存する最後の同潤会アパート、上野下アパートが間もなく解体される事になり、
LOGGYは最後のお別れに行ってきた。
上野下アパートは、1929年(昭和4年)に建てられた。
1号館、2号館の2棟構え、地上4階建、総戸数71戸。
1~3階は家族向け住戸、4階は独身者向け住戸になっているそうだ。
また、大通りに面した1号館の低層部は店舗併用住戸になっている。
・・・さすがに築84年の歴史の重みが感じられる。
「敷地内立入禁止」の立て札がいくつもあり、外観のみ撮影していると、
役所で転居手続きをしてきたという居住者の方がLOGGY一行を見て、
最後なのだから撮影しても良いという、有難い言葉をかけてくれた。
恐縮しつつ梅の花が咲く庭に入り、井戸や受付(管理室?)等も撮影する事ができた。
連休中に再びアパート前を通ると、不用となった廃棄物が山積みになっていた。
解体後は14階建、総戸数128戸の建物が建設されるという。
さようなら、上野下アパート。
一度入ってみたかったですね
マスコミ向けに最後の
建物公開があったようで、
NHKやテレ朝のニュースでも
報道されていました。
単身向け住戸の中廊下や屋上も
ちらりと写っていました。
同潤会アパートの記録、見させて頂きました。
丁寧に記録されていますね。
消えて 残念です。
同潤会アパートは以前から
注目してきただけに最後の
砦が解体されてしまうのは
残念です。TVで東大の先生が
言っていましたが、このアパートの
良い部分を活かした建物が出来ると
いいのですが・・・。