TOKI : LOG

LOGGYと竹坊の物見遊山

文部科学省情報ひろば

2012-04-22 | 建築散歩
コマツビルを後にしたLOGGYは、虎ノ門の文部科学省へと足を伸ばした。




この建物は1933年(昭和8年)、大蔵省営繕管財課の設計により建てられたが、
既に後方には高層の中央合同庁舎7号館が完成しており、
保存されたこの建物の一部を「情報ひろば」として一般開放している。

まずは入口周辺のエントランスホールを撮影。


裏口には国歌に詠まれている「さざれ石」も展示されていた。
また、建物の前には工部大学校阯碑がある。
関東大震災までこの場所は工部大学校だったそうで、その記憶を後世に残す為の碑なのだという。

続いて3Fにある展示室を見学。ここには創建当時の姿に復原された大臣室がある。

早速写真を撮っていたら、スーツ姿の男性係員が歩みよってきた。
「撮影禁止なのか!?」と思いきや、「大臣室での記念写真を撮りましょうか?」とのお言葉。
いつもこの手の場所では「注意」や「警告」がつきものだけに、係員氏の意外な
発言に思わず緊張した顔がほころび、「是非お願いします!」と写真を撮って頂いた。


展示は他にも教育・スポーツの歩みや科学技術・文化に関する展示といった5つの
コーナーを巡るように作られており、最後に日本の世界遺産の映像(40分)を見て終了。


LOGGYは、教育コーナーの学校給食の歴史を興味深く見学。

脱脂粉乳と揚げパン、鯨肉の献立は
昭和40年代前半まではあったと思われる。
サンプルを見て、強いノスタルジーを感じたのであった。

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