TOKI : LOG

LOGGYと竹坊の物見遊山

神田駅界隈

2012-06-11 | 建築散歩
知人と待ち合わせの合間を利用して
神田駅界隈をブラ散歩。

まずは神田駅新石橋架動橋。

神田駅は万世橋-東京駅間の駅として1919年(大正8年)に開業。
その鉄製橋脚は今も健在であり、雑誌「東京人」の
東京鉄道遺産100選の中で堂々3位の座を獲得している。

神田駅といえば、東京メトロの神田駅にも
昨年まで「神田須田町地下鉄ストア」(写真左)が営業していた。
1931年(昭和6年)に開業したものが続いていたのだが、店舗数が
徐々に減っていき、ついに消失風景となってしまった。

再び神田駅を北口側から眺めてみると、東北縦貫線計画に伴う
二重高架工事が行われていた。新たに線路を作るスペースが無い為、
立体化させて上層部に巨大な工事用設備を組み架橋中なのだ。
巨大建築物好きなLOGGYにとっては「萌える光景」ではあるのだが、
災害時や騒音、環境等のリスクがあり地元住民から差止訴訟請求が
出ているそうだ。世の中、色々と複雑なのである。

さて、次に見たのは山梨中央銀行東京支店。

1931年(昭和6年)徳永庸の設計で建てられた。
いかにも金融機関らしい、堅実そうな建物だ。

通りを隔てて反対側にあるのは丸石ビル。

こちらは1933年(昭和8年)に山下寿郎の設計で建てられた。





ロマネスク様式でアーチや柱の意匠がすばらしい。


建物全体と入口付近から玄関ホールを撮影したところで
「内部は撮影禁止だよ」とどこからか声が聞こえたので、
この辺で撮影終了。

程良く待ち合わせ時間も近づき、
短時間ながらも充実した建築散歩が出来た。


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