２００５年のおわら臨

毎年、９月１日～３日まで富山県の越中八尾で行われる「おわら風の盆」

哀調漂う胡弓や三味線の音色に合わせて、各町の踊り手たちが町内を踊り歩く「町流し」が有名で

勇壮な男踊り、優雅な女踊りが観光客を楽しませてくれます。

普段、静かな八尾町ですが風の盆開催期間中は、県内外より多くの方が訪れ

町をゆっくり歩けないほどの賑わいをみせます。もちろん町流しを見るのも一苦労です。

この観光客輸送に活躍するのがＪＲで毎年、臨時列車を運転し対応しています。

昨年までは、大阪から越中八尾までの直通臨時特急が運転されていましたが、

今年はその設定が無くなり、さらに富山～越中八尾（猪谷）間の臨時列車の本数も若干減少しています。

毎年、臨時列車として様々な形式の気動車が見られ、鉄道ファンにも人気が高かった「おわら風の盆」

今年は、鉄道ファンにとって、とても寂しい「おわら気動車祭り」になったようです。



私が鉄っちゃんを本格的に再開し始めた２００５年（０９年、１１年は除く）から風の盆開催期間中に富山県を訪れ

富山～越中八尾（猪谷）間を忙しそうに走り回る臨時列車や定期列車を撮影してきましたので、

今日から数回に分けてご紹介していこうと思っています。またしばらくお付き合い下さい。



それでは、本日は２００５年に撮影しました、おわら風の盆の臨時列車（＝おわら臨）をご覧下さい。

まずは、高岡から富山へ送り込まれるキハ４７（回送）の画像からです。



２００５年９月１日撮影　　　キハ４７×４　（回送）　　　　《撮影地》　北陸本線　呉羽～富山



高山本線へ移動し猪谷へ向うキハ４７を撮影。



２００５年９月１日撮影　　　キハ４７×４　　　　《撮影地》　高山本線　速星～千里



高岡色のキハ５８・２８



２００５年９月１日撮影　　　キハ５８・２８×４　（高岡色）　　　　《撮影地》　高山本線　速星～千里



北陸本線へ戻り、国鉄色のキハ５８・２８を撮影。



２００５年９月１日撮影　　　キハ５８・２８×４　（国鉄色）　　　　《撮影地》　北陸本線　呉羽～富山



キハ１８１系充当の大阪からの直通臨時特急「おわら１号」



２００５年９月１日撮影　　　おわら１号　　キハ１８１系　　　　《撮影地》　北陸本線　呉羽～富山



さらにもう一本「おわら３号」



２００５年９月１日撮影　　　おわら３号　　キハ１８１系　　　　《撮影地》　北陸本線　呉羽～富山



エーデルも応援に駆け付けました。金沢から富山への送り込み回送



２００５年９月２日撮影　　　キハ６５×５　（旧エーデル鳥取＋リゾート車）　　　　《撮影地》　北陸本線　津幡～倶利伽羅



おわら関連の団体列車も運転されました。

まずは、９月１日に運転された関東方面からの団体列車



２００５年９月１日撮影　　　４８５系改　「やまなみ」　　　　《撮影地》　北陸本線　富山～呉羽



９月２日に運転された関西方面からの団体列車



２００５年９月２日撮影　　　ＥＦ８１－１０８＋ゆうゆうサロン岡山　　　　《撮影地》　北陸本線　津幡～倶利伽羅



こちらは、おわら関連かどうか定かではないのですが、９月２日に運転された夢空間



２００５年９月２日撮影　　　ＥＦ８１－１５１＋夢空間＋ＰＣ２４　　　　《撮影地》　北陸本線　津幡～倶利伽羅





明日は、２００６年のおわら臨をご紹介します。