ハレ時々ベイスターズ

横浜DeNAベイスターズの平良拳太郎投手の復活を願いながらベイスターズを応援しています。

最後の打席

2021-10-27 23:10:41 | ベイスターズ
最終戦の最後の打席は佐野キャプテンであった。
彼の最後のふるまいが少しだけTwitterで話題になっている。
打ちあげたボールは高々とハマスタの夜空にあがりサードの村上選手がファールエリアで余裕のキャッチ。
ゲーム終了。
ジ・エンド。
それは仕方ないことだ。3割打者も7割が失敗をする。
問題になったのはそのボールの行方を最後まで追わず、アウトを確信し実際にアウトになる前にベンチに戻っていった佐野選手のふるまいだ。
私はボールの行方をみていたから彼のその行動には気が付かなかったが、現在は動画でそういった姿が抜かれて拡散される。
多くの人は彼のそのふるまいを非難した。
口汚くののしる人もいたけれど、それ以上に失望したという人が多くいた。
私もがっかりした。
擁護する人もいる。
アウトであることはほぼ確実なんだから見なくてもいいと。
それは普段の試合なら分かる。
でもホーム最終戦、この一球で最下位が確定するボールだから最後まで見ていて欲しかったという気持ちがある。
ファンに「一緒に戦いましょう」「横浜一心」とか言いながら、ファンが見守るボールの行方から目をそらしとっとと帰るキャプテン。
この酷かったシーズンの最後くらい一緒に受け入れて欲しかった。
そして一緒に乗り越えて来シーズンこそね、と嘘でもいいから思いたかった。
でも彼は目をそらし、ファンを置いて帰った。
それがすべての答えだと思った。
セレモニーがあるからと残っていたら甲子園の試合を見せられ、長々と、本当に長々とヤクルトスワローズの歓喜を見せつけられた。
そこに「横浜一心」の選手たちはいなかった。
相手の優勝に敬意を払うべきというご尤もなご意見もSNSにはあったが、それならば選手たちこそベンチ前に立ち相手の奮闘を称え拍手でも送るべきじゃないのか。
選手はこそこそと裏に逃げ帰っているのにファンが代わりにどうして称えてやらなきゃならないのか。
「横浜一心」とは何なのか。
心底ふざけたスローガンだと思う。
心ひとつにする前に、凡事徹底してくださいよ。

とは言えだ。私は非常に憤慨しているし失望もしたけれど、キャプテン一人に責任を負わせるのは違いますよね。
そもそも彼はドラ9で、そのシンデレラストーリーを売りたい球団がキャプテンに決めたんだろうなと私は考えています。
ドラ1は最初から球団の顔になることが期待されている。
それがプレッシャーでつぶれる選手もいるだろうし辛さを感じることはあると思うがその中で覚悟ができていくのだと思う。
そういう準備運動なしで「はいどうぞ」とやった。
その割には昨年からよくやっている。
精一杯でキャパフルフルでやってくれているんだろうな、と。それを責めるのはやっぱりいけないことな気がする。
これ以上望むのは酷だ。

ただキャプテンは一人だけれど、キャプテンシーは誰が発揮しても良いのだからもっと周りの選手が支えて欲しい。
そういう支えがなければ来年も大して良いチームにはならないと思う。
泣いても笑っても明日が今シーズン最後の試合。
最悪のシーズンで思い出したくもない試合も多かったけれど、『終わりよければすべて良しの精神』にするために明日は快勝してくれ。

頑張れベイスターズ!今日も明日も明後日もこれからもずっと応援している。
[平良拳太郎投手復帰の道:143日目]

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