アカデミックな出版企画には肩書が必要

たまに、医学、歴史などアカデミックな企画が寄せられます。



それが、医師や歴史学者といった専門家によって立案された企画であればよいのですが、そうした肩書のない一般人が立てた企画の場合、残念な がら編集者はなかなか相手にしてくれません。



私はそうした姿勢が必ずしも正しいとは思いませんが、それが実態です。


本年も当ブログをご購読いただきまして、誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。


どうか良いお年をお迎えください。


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印税はとりません

１１月２６日のブログで「私の仕事は出版塾が本業で、ほかに副業はありません」と書いたところ、こんなご質問が寄せられました。

「出版後、著者からきっとたくさん印税をとるんでしょうね？」

これは大きな誤解です。
私は塾生から一切、印税はいただいておりません。

印税はすべて塾生のものです。
塾生は苦労して原稿を書くのですから、印税は全部受け取って当然です。


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ちょっとずるいやり方ではありますが・・・

当方には色々な出版企画が寄せられますが、その中には、扱う内容が多すぎて、１冊の本にまとめるのがむずかしい企画もあります。



そのようなときは、前回紹介したように、書きたいことをあえて１冊の本にまとめず、

分冊にするとよいのです。



ちょっとずるいですが、そうすれば、何冊もの本を出版できます。


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書きたいことを、あえて１冊の本にまとめなかった塾生の例

前回、書きたいことのすべてを１册の本にまとめなくてもよい、と言いました。



そんな例を紹介します。



当方の塾生に「外見の見せ方」のプロがおります。



この塾生は、「外見」を、「顔」「服装」「立ち居振る舞い」の３つに分割して、それぞれ独立したテーマの本として出版をはたしました。



一口に「外見」といっても、扱う範囲が広いため、あえて分割したのです。



もし無理やり１冊の本にまとめてしまったら、この塾生が伝えたい内容が薄まってしまい、その分、魅力が低下していただろうと思います。


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書きたいことのすべてを１冊の本にまとめなくてもよい

前回、出版企画はピンポイントで攻めるとよい、と言いました。

要するに、企画の焦点を思いきり絞ってしまう、ということですが、これに対し、こんなご質問が寄せられました。



「焦点を絞ったら、自分が伝えたいことの一部しか書けなくなってしまうような気がしますが、いかがでしょうか？」



とてもよいご質問だと思います。



特定の事柄で十分な実績を積み、豊富な実績があればあるほど、書きたいこと、書くべきことは多くなるはずです。



だから、焦点を絞ってしまったら、伝えたいことの一部しか書けなくなってしまいます。



当方の塾生にも、そうした人はたくさんいます。

そんなとき、私は塾生にこう言っています。



「書きたいことのすべてを１冊の本にまとめようとせず、分冊してはどうですか？」と。



要するに、第一弾の本では●●について書き、第二弾の本で■■について書いて、第三弾の本で▲▲について書く、という具合です。



そうすれば、伝えたいことのすべてを書くことができます。


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