永遠の生命、安心

永遠の生命と永遠の安心を得る方法を紹介します。

甲辰元日 (きらく仙女さんの日記の転載)

2024年02月10日 | 日記
農暦の甲辰元日となりました。
西暦元日から様々な出来事がありましたが、
気を改めまして、新年のお慶びを申し上げます。

さて、本日は甲に因んで思い付く事を少しお話し致します。
ご存じのように、甲は十干の初め、新たな物事の始まりです。
十二支との組み合わせでは、甲子が一巡の最初になっています。

甲の文字は、武具のよろい、甲殻類のこうらの意味もあり、元は
ウロコの象形文字と謂われます。始の義は、古代に物事を始める際、
王や神職が吉凶を占う儀式を最初とした事とも関係があるようです。

干支のサイクルは、年だけでなく、月にも日にも時にもありますね。
それで、四柱推命では、対象とする人の誕生した年月日時を用います。
公の気運等は年柱が重要になります。それが今年は甲辰という訳です。

辰は動植物が振い立つ初夏を連想させるので十二支の五番目とも謂われ、
龍のアップダウン、上昇下降とも関連します。甲と辰の組み合わせでは、
運気の分岐点の様な変化が表面化、現実化してくる暗示を含むようです。

色と声の世界、物質の世界と波動の世界とも言えそうですが、それらが
今までの知識では測れない様な変化を表し展開してくるかもしれません。
既に始まっている事象はいよいよ変化の本番を迎えるような兆しです。

天然のサイクルは、単純に巡って前回と同じ状態に戻るのではなく、
螺旋状に戻りますので、この甲辰の変化は種類、速度や規模も異なり、
それだけ未知の状況に対する不安や心配、夢や希望も高まりそうです。

さて、そのような傾向の時期であると統計的に認識されている今年の
特徴的な傾向が環境や周囲の人々を介して各人に影響を及ぼしてくる
としましても、どのように対応するかは各個人それぞれの課題です。

例えば、環境条件が変わるという事は、各々に都合の良否があります。
良くても悪くても、その変化に振り回されたり取り残される場合があり、
逆に、変化の波に乗って大きく飛躍したり進化する場合も有り得ます。

どちらに属するか――その分かれ道はト占するまでもなく、各個人の
過去からの生活、行動に由る積因、縁ずる環境や家族、縁者の状況、
現在のエネルギー、心身の状態等に由って決まってくるはずです。

ですから、私の提案できます事は、真坐を中心とした常の修養と、
大道の道理に親しんで誦経を行って周囲や神仏に親和関係を築く、
それ以外にありません。それが最初で最後で最適でしょう。

元日から終わりという言葉はNGかもしれませんけれど、
不自然、不適正な事が終われば善い時代が始まります。
終わりは始まりの初め、初めは終わりの始まりです。

そして更に、始まりがあっても終わりは無い、
意思に反して終わらせられるような事が無い、
それが修養に由って得られる真霊の生命です。

ともかく今日は芽出度い再起動の日です。
初心に戻り、志を新たにいたしましょう。
楽しく清々しい時間が始まりますように❣
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